もしも、ドナルド・トランプ米大統領が『ハリー・ポッター』の世界に登場したら…。『ハリー・ポッター』の作者であるJ.K.ローリングは、トランプ大統領はスリザリン寮には入れないと考えているよう。その理由とは?
画像: Photo:スプラッシュ・アフロ、ニュースコム、1492 PICTURES/HEYDAY FILMS/WARNER BROS /

Photo:スプラッシュ・アフロ、ニュースコム、1492 PICTURES/HEYDAY FILMS/WARNER BROS /

『ハリポタ』の4つの寮

 『ハリー・ポッター』で主人公のハリー・ポッターたちが通うホグワーツ魔法学校には4つの寮があり、勇敢な人たちが集まるグリフィンドール、心優しいハッフルパフ、知的なレイブンクロー、そして悪知恵が働くスリザリンといった具合に、生徒たちはそれぞれ性質によって振り分けられている。

 また、生徒たちをどの寮に入れるのか判断するのは「組み分け帽子」という喋る帽子が行うことになっており、ハリー・ポッターが組み分け帽子に向かって、「スリザリンは嫌だ」と、悪名高いスリザリンに入ることを拒否したシーンは有名。

画像: スリザリン寮生たち。

          スリザリン寮生たち。

 そんなホグワーツの寮にドナルド・トランプ米大統領が入るとしたら、やはりスリザリンなのではないか。そう考えたアメリカ在住のライター、オリヴァー・ウィリスという男性がツイートした内容に、J.K.ローリングがユニークな方法で反応を示している。

トランプはスリザリンじゃない?

オリヴァーは今週、自身のツイッターに、「スリザリンの卒業生が活躍しているな!」というコメントとともに、トランプ大統領とその息子ドナルド・トランプ・ジュニアとエリック・トランプの名前を投稿。『ハリー・ポッター』を絡めたジョークをツイートしていた。

画像: トランプはスリザリンじゃない?

そんなオリヴァーのツイートを、なんと『ハリー・ポッター』の作者J.K.ローリングが約10分後に発見。すぐさま彼のつぶやきを引用し、こう返信した。

画像: J.K.ローリング

             J.K.ローリング

「『組み分け帽子』をかぶる前に、まず(ホグワーツへの入学を承諾する)手紙をもらわなきゃいけないのよ、オリヴァー」

つまり、J.K.ローリングからすれば、トランプ大統領一家はスリザリンに分けられる以前に、そもそもホグワーツへ入学することすら許されないだろうということ。

 以前から、『ハリー・ポッター』に登場する凶悪な敵であるヴォルデモート卿よりも「格段に悪い」と、トランプ大統領に対し手厳しいコメントをしていたJ.K.ローリング。今回もなかなか辛口のコメントだった。

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