アンジェリーナ・ジョリー 難民キャンプ 国連親善大使 Angelina Jolie Refugee Camp UN 

 Photo:スプラッシュ/アフロ、Twitter/BBC World News

 女優のアンジェリーナ・ジョリーが、子供たちと一緒にタランチュラやサソリを食べるという、なんともびっくりな映像が公開された。

 自身が監督する映画『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー』のプレミア上映のためにカンボジアを訪れていたアンジェリーナは、英BBC局の『BBC ワールドニュース』のインタヴューの中で昆虫食を紹介。現地の人や自身の子供たちとともに、昆虫を料理した。

 

気になる昆虫の味は…

 公開された動画の中でアンジェリーナは、「こうやって牙を抜くのよ」と、8歳になる双子のヴィヴィアンちゃんとノックスくんに語りかけながら、タランチュラから牙を手際よく除去。そんな様子に、ヴィヴィアンちゃんは思わず眉をひそめて「気持ち悪い」といった表情を浮かべていた。

アンジェリーナ・ジョリー ノックス ヴィヴィアン Knox Vivienne Angelina Jolie 昆虫食  Eat Bugs Spiders BBC World News

 画面中央のヴィヴィアンちゃんの表情に注目。

 その後も、アンジェリーナは何食わぬ表情でサソリやコオロギなどを調理。「ディナーが出来たわよ」と、まるで普通の夕食かのようにお皿に盛り付けると、タランチュラにかぶりつきながら、「本当においしいわ」とコメント。そのほかにも、「サソリは噛みづらいわね」などとコメントしながら昆虫食を楽しんでいた。

 その映像がこちら。

 アンジェリーナだけでなく、シャイロちゃんやノックスくんも虫をガブリ。さらに、ノックスくんは、「味のないポテトチップスみたい」とコメントまでする余裕を見せた。

 アンジェリーナは以前カンボジアを訪れた際に初めて昆虫食に挑戦したそうで、「まずはコオロギから始めるの。コオロギとビールね。そうしたらタランチュラもいけるわよ」と、そのコツを紹介。昆虫食のアドバイスまで出来るとは、アンジェリーナ、やはりただ者ではない。

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過去に国連が昆虫食を推奨

 実は2013年に、FAO(国際連合食糧農業機関)が昆虫食を推奨する報告書を発表。栄養価も高く、飼育も安易、さらに加工も簡単ということで、今後予想される食糧難への対策として有効だとしている。

 国連の親善大使であるアンジェリーナも、今回の動画の中で戦時中の食糧難の時のことに触れており、「飢えに苦しんでいるときは、こういうものを食べれば生き延びることが出来るし、実際にそうしていたのよ」と、昆虫食の有効性を語った。

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