エド・シーラン Ed Sheeran

 Warner Music, スプラッシュ/アフロ

 サードアルバム『÷(ディバイド)』を3月3日に発売するシンガーのエド・シーランは、グラミー賞シンガーとしてだけでなく、ジャスティン・ビーバーをはじめ多くの人に曲提供をしている売れっ子ソングライターとしても知られるアーティスト。

 実はみんながよく知るあの曲もエドが作っていた! エドが制作したヒットソングを11個お届けします。

「ラヴ・ユアセルフ」

ジャスティン・ビーバー

曲情報:自惚れ屋な元恋人に対する同曲は米チャートのトップ10に24週ランクイン。「米チャートで2016年に最もヒットした曲」という称号を手に入れた。

エドのコメント「これは『÷(ディバイド)』のために作った曲なんだけど、アルバムに収録されることはなかった。(中略)リリースされるはずではなかった曲が、2016年を通してUSチャート1位を独占しつづけて、グラミー賞楽曲賞にノミネートされて、その年最大のヒットソングとなったんだ。簡単に曲を見限らない方がいいっていう良い例だよね」

 

「コールド・ウォーター」

メジャー・レイザー ft. ジャスティン・ビーバー

曲情報:エドが作曲したこと自体を忘れていたという同曲をメジャー・レイザーが発掘してリリース。彼らのキャリア史上最大の週間ヒットとなった。

エドのコメント「(メジャー・レイザーのディプロから)『ジャスティンが参加したいって言ってるんだけどいいかな?』ってメールがきて、僕は『一体何の話をしてるんだ!?』って感じだったよ」

 

 

「リトル・シングス」

ワン・ダイレクション

曲情報:エドが元カノを思い作った「リトル・シングス」は、ワン・ダイレクションにキャリア2曲目のUK1位という称号を与えた。

エドのコメント「僕自身が書いたなかで、もっとも気に入っている歌詞のひとつがこの曲に出てくるんだ。ハリーが歌っているんだけど、『君は自分の声の録音を聞くのが嫌い/自分の体重だって知りたくない/今でもがんばってあのジーンズを穿こうとする』ってとこ」

 

「ホテル・シーリング」

リクストン

曲情報:大切な人を失った経験がある人にはぐっとくる内容。MVの冒頭ではエドが壁にかけられた写真でカメオ出演している。 

バンドVo.のコメント「エドはいつも電話で相談に乗ってくれるし、とても有難いよ。スーパースターなのにとても親近感が持てるタイプの人なんだ」

 

 

「セイ・ユー・ラブ・ミー」

ジェシー・ウェア

曲情報:恋をしている時の不安と情熱を表現したラブソングはエドとジェシーがわずか45分もの短時間で作った曲だという。

ジェシーのコメント「エドは信じられないほど才能のある人だから、彼と一緒に仕事ができたのは光栄よ。彼の曲作りの過程を生で少しでも見られたことを幸せに思う。彼に対しては愛と尊敬の念しかないわ。彼は多くの名作を残していて、一生活躍するでしょうね」

 

 

「エヴリシング・ハズ・チェンジド」

テイラー・スウィフト ft. エド・シーラン

曲情報:新しい恋に出会った瞬間からものの見え方が変わるという状況を歌ったこの曲は、テイラーの自宅でエドと共作され、仲の良い2人のかわいらしいエピソードがエドによって明かされている。

エドのコメント「とても面白い状況だったよ。テイラーの家はグラミー賞だらけなわけだけど、僕が『えー、このコード?』って不満を漏らすと彼女はこうする(賞が飾られている棚を指さす)んだ」

 

「レイ・イット・オール・オン・ミー」

ルディメンタル ft. エド・シーラン

曲情報:デビュー曲がUKダンスチャートで9週連続1位を獲得した4人組と共作した同曲は、大切な人へのあたたかい気持ちをディープハウス調に歌ったラブソング。

メンバーのアミーア・アモーのコメント:「大切な人と協力しあう、仲間愛を歌った曲だよ」

 

「18」

ワン・ダイレクション

曲情報:グループのフォースアルバム『フォー』の収録曲。忘れられない過去の恋がテーマになっている。

エドのコメント「彼らのために(ドイツの)ケルンのホテルで作った曲だよ。特定の人のために曲を作るのは初めてだったね。だからある意味、これは僕の曲というよりもワン・ダイレクションの曲なんだよ」

 

 

「ダーク・タイムズ」

ザ・ウィークエンド ft. エド・シーラン

曲情報:グラミー賞シンガー同士のリリックスキルと歌声がぶつかり合う、ダークな名作。問題を抱えて生きる男性が、自分と恋に落ちる危うさを歌う。

ウィークエンドのコメント「エドがトロントでマッチミュージックアワードの司会をしていたから、俺の方から遊びに誘ったんだ。授賞式から始まって俺のコンドでのパーティーまでずっと一緒だった。(パーティーは)朝の5時まで続いて、実際に曲作りをしたのは翌日になってから。その晩にどれだけ楽しんだか想像つくよね」

 

 

「タトゥー」

ヒラリー・ダフ

曲の情報:マイリー・サイラスやセレーナ・ゴメスが「尊敬する人」として挙げる女優兼シンガーのヒラリーとの共作は、彼女のハイトーンボイスが美しい失恋ソング。バックコーラスはエドが務めた。

エドのコメント「いい曲だよね。でもヒラリーには申し訳なかった。(レコーディングの)時間が取れた日は僕に『ザ・ヴォイス』の撮影があった時で、その後ミーティングが入って、もうひとつテレビ番組があって、それが終わったのが午前1時。彼女は子供もいるのに、曲を終わらせるためにその時間にスタジオに呼び出さなきゃいけなかったんだ。でも彼女はちゃんと来て、2時間くらいで仕上げてくれたよ」

 

 

「ラヴ・シャイン・ダウン」

オリー・マーズ

曲の情報:イギリスの国民的な音楽番組『Xファクター』への出演を終えたばかりのオリーのデビューアルバムに収録された曲。ジェシー・Jもヴォーカルを提供している。

エドのコメント「『Xファクター』のアルバムに曲が収録されるなんて本当に嬉しいよ」

 

 アメリカの著作権管理団体BMIにはエドの制作曲がすでに240曲以上も登録されており、エドの凄まじい制作力が感じられる。しかもその多くが未発表。なかには「僕は恋に落ちたんじゃない、君につまずかされたんだ(I Never Fell For You You Tripped Me)」という、内容が気になる題名のものも存在する。

 たくさんのトップアーティストに「曲がほしい!」と熱望されているそんなエドが、選りすぐりの作品を集結させたニューアルバム『÷(ディバイド)』を3月3日についに発売。エドのファンも、エドが曲提供してきたアーティストのファンも、はたまたエドの作品を聴いたことがないという人も、要注目の作品。

エド・シーラン ÷ ディバイド ed sheeran devide

アルバム『÷(ディバイド)』2017年3月3日発売 1,980円(税抜)公式サイト

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