映画『恋に落ちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズが、白人の俳優であるにもかかわらず黒人の世界的ポップスター、マイケル・ジャクソンを演じることで論争となっているイギリス製作のTV映画『アーバン・ミスズ』の予告編がこのたび公開された。
（左）ジョセフ・ファインズ、（右）マイケル・ジャクソン
『アーバン・ミスズ』は、マイケルの30周年記念コンサートに来ていた女優のエリザベス・テイラーと俳優のマーロン・ブランドが、9.11の同時多発テロのため飛行機で帰ることが出来ず、マイケルとともに3人でレンタカーに乗り自宅に向かうことになる…というコメディ作品。
これは2011年に関係者が米Vanity Fair誌に語った話がもととなっており、実話だとされているものの、エリザベスやマイケルの関係者などからこれを否定するような証言もでているため、いわば都市伝説的な扱いとなっている。
ジョセフ・ファインズ演じるマイケル・ジャクソン（奥）と、ストッカード・チャニング演じるエリザベス・テイラー（手前）。
昨年、そんな作品のマイケル役にジョセフが起用されたと報じられると、世間では「なぜ黒人のマイケル役を白人の俳優が演じるのか？」と、批判の声が。また、ジョセフがどのようにマイケルを演じるのかに注目が集まっていた。
ジョセフのほか、人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のイワン・リオンがヒトラー役で、さらに映画『ハリー・ポッター』シリーズのロン役で知られるルパート・グリントがヒトラーの友人役で出演する『アーバン・ミスズ』の予告編がこちら。
この予告編を受け、世間では再びジョセフのマイケル役に賛否両論が。あなたはこのマイケル役を、どう思う？
『アーバン・ミスズ』は英スカイアーツにて1月19日放送。日本での放送は未定となっている。
ジョセフ・ファインズによるマイケル・ジャクソン。
