LGBT+の人たちに差別的な隣人に対し、とある方法で反対の意思を表明した米オレゴン州の女性に称賛の声が集まっている。

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 4人の子供をもつ母であるレクシー・マグヌッソンという女性は、新しく近所に越してきた女性との会話について、「私たちの新しいご近所さんは、自分の子供たちがオレゴン州で『ゲイやトランスジェンダーの人たち』にさらされすぎたから引っ越してきたって言ってきたの」と、自身のフェイスブックで報告。

 さらに女性はLGBT+が受け入れられている風潮にも耐えられなかったと語っていたそうで、それに怒りを感じたレクシーは、「普通に攻撃したら暴行罪で捕まっちゃうから、受動的な攻撃(※)に出ることにしたわ。この1,000個のライトでね」というコメントとともに、この写真を投稿した。
※直接的に相手に攻撃するのではなく、遠回しな表現や行動などを使って相手を攻撃すること。

LGBT  レインボー クリスマスライト Christmas レクシーがフェイスブックに投稿した、レインボーカラーのクリスマスライト。

  レクシーは、差別的な隣人へのメッセージとして、1,000個のクリスマスライトをLGBT+のテーマカラーであるレインボーカラーにし、LGBT+への支持を表明。

この美しいクリスマスライトを使った彼女なりのやり方に、フェイスブック上で2万件以上のいいねがついているほか、「あなたの行動に拍手を送るわ。ブラボー」「素晴らしい」と、褒めたたえる声が数多く寄せられている。

 レクシーは、自分の行動についての隣人の反応はわからないとしつつも、「彼女は完全に私に話しかけてこなくなったわ」とニュースサイトThe National Studentにコメント。しかし、ほかの隣人たちからは好意的な反応を受けているという。

Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Megumi Kuga、スプラッシュ/アフロ、ニュースコム、Facebook/Lexi Magnusson

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