女優のアマンダ・サイフリッド、シンガーのピンクやレディー・ガガなどのセレブたちが、アメリカ大統領選の結果をくつがえそうという署名運動をしている。
画像: セレブたちが「大統領選の結果をくつがえす」署名運動に参加している

投票の結果はくつがえる?

 アメリカの大統領選は、「一般の有権者が好きな候補に投票」→「州ごとに勝者が決まる」→「州を代表する選挙人が12月に集まる」→「選挙人が州の勝者に投票する」→「大統領が正式決定」というシステム。

 一部のセレブたちが署名・拡散しているのは、選挙人に大統領選の結果に「したがわないこと」を求めた嘆願書で、その名も「選挙人団:12月19日にヒラリー・クリントンを大統領にせよ」というもの。

画像: 嘆願書の掲載サイトより

嘆願書の掲載サイトより

嘆願書の声明(一部抜粋)
「12月19日に選挙人団の選挙人が票を投じます。全員が州の結果どおりに投票したらドナルド・トランプが勝ちます。しかし彼らはヒラリー・クリントンに投票したければできるのです。それが禁じられている州であってもその投票は有効で、少しの罰金を払う程度であり、クリントン支持者はそれを喜んで払うでしょう。我々は選挙人に州の結果を無視してクリントン長官に票を投じることを求めます」

 選挙のシステムを混乱させるやり方なのだが、署名・拡散しているセレブは増えている。

 署名・拡散しているセレブ:アマンダ・サイフリッド(女優)、ピンク(シンガー)、シーア(シンガー)、レディー・ガガ(シンガー)、ミッチ・グラッシ(ペンタトニックス)、マギー・ギレンホール(女優)、ケラーニ(シンガー)、ジャッキー・クルーズ(女優)ほか

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