Photo:スプラッシュ/アフロ、シックストック、Twitter/@Delta
先日の事件をはじめスキャンダルが止まらないユナイテッド航空だが、一方で同じくアメリカのデルタ航空はある神対応をして話題になっている。【フロントロウ編集部】

航空会社に批判が集まるなか、デルタ航空の神対応が話題に

 先日起きた、ユナイテッド航空の「オーバーブッキング(定員超過)」を理由に男性乗客を無理やり引きずり降ろして流血させるケガを負わせた事件。

 他にもレギンスを穿いた少女たちの搭乗を拒否し大騒動を起こすなど、スキャンダルが止まらないユナイテッド航空に対して、同じくアメリカの航空会社であるデルタ航空は、ある神対応をして称賛されている。

事の発端は「オーバーブッキング」

 事の発端は、ユナイテッド航空の事件と同じオーバーブッキングによる乗客調整。今月アメリカで続いた雷雨を伴う記録的な悪天候が原因で3,500もの便が欠航し、数万人もの乗客の足に影響がでた。

画像: 事の発端は「オーバーブッキング」

3人家族の乗客がとったある行動で55万

 そんな中ニューヨークからフロリダへ旅行を計画していたある3人家族が、乗るはずだった席を、前のフライトの欠航で乗れなかった人へ譲るため払い戻しをしたところ、1人あたり約15万円のチケット払戻金と約10万円分のギフトカードが贈与された。

 さらには空港近くのホテル代と夕食代も提供されたそう。この時点で約55万円を手にしたこの家族。

画像: 3人家族の乗客がとったある行動で55万

デルタ航空の神対応

 驚くことにデルタ航空からもらった金額はこれだけではなかった。

 乗るはずだったフライトをキャンセルした後、次の日の便を予約するも記録的な悪天候の影響に、未だオーバーブッキングが続く状態。

 これを受けてデルタ航空は引き続きフライトのキャンセルに協力してくれる乗客を探していた。

 そのためその家族は再度フライトを譲ったところ、最初にもらった額と同じ払戻金と同じく10万円分のギフトカード、さらにランチ代を贈与する神対応ぶりをみせたのだ。

席を譲って143万円ゲット

 2回のフライトで席を譲ったことで約110万円を手にしたこの家族。これで従来の旅行予定していた旅行日から3日間が経ってもオーバーブッキング状態は収まらなかったことから、その家族は旅行自体を中止することを決断。

 この決断にデルタ航空は、キャンセル代としてさらに1人あたり約11万円を贈与。この3人家族は、一連の出来事で計143万円ものキャンセル代を手にしたことになる。

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