シャイアが役をゲットできなかった理由とは?
シャイアは『スーサイド・スクワッド』の監督、デヴィッド・エアーの2014年公開作『フューリー』に出演していた経験が。そんな彼を今回の映画でも使いたいと考えた監督は、製作会社のワーナー・ブラザーズにシャイアの起用を提案するも、ワーナーはこれを拒否。
その理由についてシャイアは、「ワーナー・ブラザーズは僕のことを必要としていないみたいだね。会いには行ったんだけど、『いやぁ、君はクレイジーだからね。いい役者だとは思うけれど、この役は違うと思うんだ』って感じだった」と、Variety誌に告白。監督と本人の思いもむなしく、クレイジーさを理由にあっさりと断られてしまったのだとか。
シャイアのクレイジーな行動とは
確かに、シャイアと言えば、これまでにもちょっとクレイジーな行動が目立っていたのは確か。2014年にベルリン国際映画祭に登場した際には、「僕はもう有名じゃない(I Am Not Famous Anymore)」と書かれた紙袋を被って登場。
逮捕歴も多く、2007年には泥酔したのち深夜のドラッグストアに侵入して逮捕され、2015年にはミュージカル鑑賞中に喫煙や叫び声をあげるなどの迷惑行為のほか、公の場で泥酔して暴れたとして逮捕された。
また、最近は奇妙なイベントも開いていて、昨年11月には出演した全作品を劇場で鑑賞し、そのリアクションを生中継したことで話題に。さらに今年の2月にも、24時間エレベーターにいる自分の様子を生配信していて、彼のおかしな行動に注目が集まっていた。
『スーサイド・スクワッド』には、クレイジーなキャラクターであるジョーカーやヒロインのハーレイ・クインなども登場するけれど…。製作側としては、役柄としてはいいけれど実際にクレイジーなのは勘弁、といったところだろうか。