ブラッドの児童虐待容疑の発端となった自家用ジェット内での事件の数日後、アンジェリーナが6人の子供たちを連れて、一家が暮らしていたカリフォルニア州ロス・フェリスのブラッド名義の自宅からLAにある月極め物件に引っ越していたことがあきらかになった。
「とにかく子供たちにとって快適であること」だけを条件にアンジェリーナが大急ぎで契約したというこの物件の家賃は月約950万円(95,000ドル)。しばらくの間、彼女と子供たちは、5つのベッドルームを備えるこの家で暮らすことになる。
2人が世界各地に共同所有している豪邸はどうなる?
一か所にとどまらず、お互いの仕事のスケジュールなどに合わせて子供たちと一緒に世界中を旅するキャラバンのような生活スタイルで知られていた2人。
夫婦合わせた総資産は約400億円以上とも言われているアンジェリーナとブラッドは、現在、世界各地に12軒の豪邸を所有しており、これらの所有権は今後裁判を通してそれぞれに分配されることになる。
パートナーとしての交際期間は10年以上だったものの、実際に夫婦として生活した期間は約2年間だった2人。
海外では、離婚となると財産分与で揉める夫婦が多いなか、2人の間では2014年の結婚の際にしっかりと婚前契約が結ばれており、そこには離婚の場合には誰がどの財産を得ることになるのかが明記されているため、物件を含む財産分与はスムーズに進むとみられている。
アンジェリーナ&ブラッドが所有する7軒の豪邸をチェック
フロントロウ編集部の調べで確認が取れている、2人が世界各地に所有している7軒の物件をチェック。
南フランスの古城(約60億円)
夫妻の最も有名な住居として知られる、南フランスにある古城を改装した豪邸「シャトー・ミラヴァル」。35室のベッドルームを備えるこの邸宅の庭には葡萄畑があり、そこで収穫された葡萄を使って作られるロゼ・ワインは好調な売れ行きだった。2014年に2人の結婚式が行われたのもこの邸宅。
NYのマンション(家賃月約1,000万円)
NYにある世界で最も高級なホテルのひとつであるウォルドルフ・アストリアに隣接する「ウォルドルフ・タワー」の最上階の1室を10年近くに渡り定期的に借りていた2人。こちらは所有物件ではないので、離婚成立後は解約されるとみられる。
LAの邸宅(約1億7,000万円)
アメリカ西海岸での一家の居住先となっていたのは、ブラッドがアンジェリーナと出会う以前の1994年に当時の価格で約1億7,000万円で購入したロス・フェリスの邸宅。メインとなる5,300スクエアフットの建物に加え、購入後、家族の成長に合わせてどんどん増築されていった。
ニューオーリンズの邸宅(約3.5億円)
ニューオリンズ州が2006年にハリケーン・カトリーナに襲われた際に支援の一環として1930年代に建てられた同物件を購入したアンジェリーナとブラッド。内装をリノベーションして住んでいたものの、あまりにも有名となりパパラッチの標的となってしまったため、昨年売りに出され、現在も約5.65億円で買い手がつくのを待っている。
イタリアのヴィラ(約40億円)
2010年にアンジェリーナが俳優のジョニー・デップとダブル主演を果たした映画『ツーリスト』の撮影のために滞在していたイタリアのヴェローナで購入した物件。15室のベッドルームに、ホームシアター、馬小屋、プール、葡萄畑も完備。
サンタバーバラのバケーションハウス(約4億円)
ブラッドが2000年に購入し、一家のアメリカ西海岸でのバケーション先としてよく使われていた同物件。海辺に建つこの物件は、ヴィンテージ感あふれる他の邸宅と比べモダンな作りで、キャンプ地としても人気の自然公園ギャヴィオタ州立公園にも近い。
スペインの邸宅(約3.8億円)
夫妻が購入した最も新しい物件として知られるのが、地中海西部に浮かぶスペインの島、マヨルカ島に建つパステルピンクの外壁が特徴の豪邸。今年春にブラッドの一目惚れで購入したというこの邸宅には、2つのリビングルームに加え、ベッドルーム8室、屋外プールなどが完備されている。