土曜日(8月6日)に俳優のジョニー・デップの弁護団による女優のアンバー・ハードに対する宣誓供述の録取が行われたものの、ひと言も証言を取れないまま終わる、という異様な結果となってしまった。

画像: ジョニデ&アンバー、宣誓供述で「泣き叫んだ」「証言を受け入れない」と大バトル

アンバーが泣き叫んでいた

 今回の録取は、8月15日の裁判に向けてジョニーの弁護団がアンバーに質問をして証言をもらうために催されたもの。

 ジョニーの弁護士ローラ・ワッサーが提出した法的資料によると、アンバーは公聴会に2時間近く遅れて現れると、建物内の別の部屋にこもってしまい、自分の弁護士に泣き叫ぶなどの行動を続け、ワッサー氏は「とても興奮していて理性を欠いた状態のように見えた」と主張した。

 こういった点から、ジョニー陣営はアンバーが裁判で証言することを認めないよう裁判所に求めている。

画像: 車で建物についたアンバー。

車で建物についたアンバー。

画像: アンバーの弁護団が彼女をお出迎え。

アンバーの弁護団が彼女をお出迎え。


アンバー側からは全く別の証言

 一方でアンバー陣営からは180度別の証言が。

 関係者が米メディアに流した情報によると、「アンバーは証言する気持ちも用意もあったのに、ジョニーの弁護人がそれを受け入れなかった。10時間も待っていたなか、アンバーは一度も録取をこばんだことはない」という。


どちらがウソをついている?

 アンバーが本当に証言を拒んだのか? それとも今回の件はジョニー側のでっちあげなのか? 

 アンバーが本当に証言を拒んでいた場合、「示談金をつり上げるために協議を遅らせている」「宣誓供述でウソをつくと罪になるため拒んだ」などの理由が考えられる。

 一方ジョニー側がアンバーの証言を無効にしたならば、今回の件でアンバーに対する裁判官の心証を悪くして重要な証言者である彼女を証言台から遠ざける狙いがあったと思われる。

画像: 2015年には手をつないで来日していたが。

2015年には手をつないで来日していたが。


 録取だけでこのトラブル。今後の裁判ではさらなるドタバタが起きそうだ。

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