NYに住む主婦ナンシーは、ある日夫に「パワーボール」という、日本でいうロト6のような、6つの数字を選ぶ形式の宝くじを買ってくるようにお願い。夫は約束通り20ドル(約2,200円)分の「パワーボール」を購入したものの、1ドル(約110円)が余ったため、頼まれていない「メガミリオンズ」という同じ形式の宝くじも購入して帰宅した。
後日、ナンシーが試しに「メガミリオンズ」の当選番号を確認してみたところ、なんと6つの数字すべてが一致。たった110円で買った宝くじが、一瞬で1等の約186億円に化けたのだ。
ナンシーは「すべての数字をチェックしたら、見事に全部一致していたの。心臓発作を起こしたような気分だったし、実際少し叫んじゃったわ」と当時の状況をNY Daily News紙に明かしており、ナンシーのあとに数字を確認した夫も、何度も数字を確認してショックを受けていた様子だったという。
今回、見事に高額当選を果たした夫婦は共に37歳。NY市警察に勤める夫は、まだ30代ながら早期退職を検討しているそう。
ちなみに、夫は6つの数字を「クイックピック」というコンピューターがランダムに選んでくれるものを使って選出したそうで、今回の当選は偶然に偶然が重なっての幸運だった。