ダラス州で起きた、黒人差別の抗議デモ警備中の白人警官5人が射殺された事件を受け、11歳と12歳の少女が立ち上がった。遺族やダラス市警へ寄付するために2日間レモネードを販売したところ、その売上げは最終的に約110万円(10,000ドル)にまで上ったという。
画像: 11歳少女がダラス警官銃撃への寄付のためレモネードを販売、売上が100万円超え

 NBCダラス・フォートワース放送によると、遺族の事を気の毒に思った11歳のランドリー・ネロンと12歳のローレン・ローチ、そしてその友人たちは、1杯約55円(50セント)のレモネードや、約80円(75セント)のクッキーなどを販売。「DPD Donations(ダラス市警への寄付)」と大きく書かれた紙を掲げ家の前に立ち、寄付を呼びかけた。

 この彼女たちの行動に、近所の人たちも賛同。「はじめは稼げても100ドル(約1万円)ぐらいかなと思っていた」という少女たちの予想をはるかに超える、約110万円が集まった。

 ローレンの母親によると、ダラス市警や遺族を支援したいという気持ちからレモネードなどは買わずにお金だけ寄付する人も多かったそうで、その結果、今回のような高額の売り上げとなったよう。

 事件から4日後の今週の月曜日(7月11日)、ランドリーとローレンは売上金の小切手を寄付するためダラス警察協会を訪問。彼女たちが寄付したお金の一部は、5人の警察の遺族の支援に充てられることになっている。

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