クラウドファンディングサービスのキックスターターが、先日男性用のロンパース、その名も「Romphim(ロンプヒム)」を発表してネット上で話題が持ちきりになっている。
ロンパースとは、シャツとショートパンツが繋がったもので、元々は子供や女性用の服として認識されてきた。そこでキックスターターが、はっきりと「男性用のロンパース」としてRomphim(ロンプヒム)を発表。ボトムスの丈が長いジャンプスーツは作業着を中心に男性用もあったけれど、短い丈のロンパースが登場したのは初めて。
制作チームは「なぜロンパースが男性のものとして作られずにいたのかが分からなかった」とし、「これは、どんな人でもランウェイのようなアヴァンギャルドなスタイルになることなく、自然に自己表現できるものだと思う」と話している。発表当時の資金調達の目標は100万円だったものの、なんと現在約2,200万円もの資金が集まっている。
あのスポーツブランドからも発売
この話題を受け、スポーツブランドのリーボックもReeromp(リーロンプ)という男性用ロンパースを公開し、27日(土)に$89で発売が開始される。
ここ最近ファッション界では、コレクションで男女一緒にモデルが歩いたりと、ジェンダーレスが1つのテーマになってきている。ランウェイだけに留まらず、日常的に着るアイテムにもいよいよ本格的にジェンダーレスの波が押し寄せてきている。