人気シンガーのセリーヌ・ディオンが、映画『タイタニック』の「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を本当は歌いたくなかったと驚きの告白をした。

『タイタニック』20周年

 セリーヌ・ディオンと言えば、映画『タイタニック』のテーマ曲である「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は代表曲のひとつ。

 先日行われたビルボード・アワードでは、『タイタニック』の20周年を記念して同曲を歌い、スタンディングオベーションを受けた。

 ただセリーヌ、なんと本当はこの曲は歌いたくなかったと米Billboard誌にまさかのコメントをした。

画像: 『タイタニック』20周年

セリーヌが歌うはずではなかった

 当初、「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」はセリーヌが歌うはずではなかった。

 ただ作曲家であるジェームズ・ホーナーが歌って聞かせた様子がセリーヌいわくあまりによろしくなかったそうで、それを見かねたセリーヌの夫でありマネージャーのレネ・アンジェリルが、「セリーヌに歌わせてみよう」と提案。

画像: セリーヌと夫でありマネージャーのレネ

セリーヌと夫でありマネージャーのレネ

 このひと言でセリーヌが歌うことが決まったのだけれど、セリーヌはその瞬間を振り返り、「夫を絞めたくなったわ。だってやりたくなかったのよ」とコメント。

 当時のセリーヌは、「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」やディズニー映画『美女と野獣』のテーマ曲「ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣」が大ヒットしたばかり。新たな大作映画のテーマ曲を歌う必要性が感じられなかったのだそう。

レコーディング当日の気分は最悪

 さらにレコーディング当日は体調が悪かったそうで、「レコーディングの時の気分は最悪。お腹も痛かったし。生理がきてたのよ。ビブラートが早くなっちゃうからレコーディングの日は絶対にコーヒーは飲まないんだけど、その日だけは砂糖入りのブラックコーヒーを飲んだわ」と、Billboard誌で振り返った。
 
 舞台裏ではそんなドタバタ劇がありながらも、この曲はセリーヌにとってグラミー賞を2つも受賞している大事な曲。セリーヌはこの曲を歌うことを勧めてくれた、今は亡き夫のレネに感謝しているそう。

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