シンガーのジャスティン・ビーバーが、マンチェスターで起きたテロ犠牲者のための慈善コンサートで涙のスピーチを行った。
アリアナ・グランデのマンチェスター公演で起きた爆発テロ事件の被害者を支援するためのチャリティコンサート「ワン・ラヴ・マンチェスター(One Love Manchester)」に参加したジャスティン・ビーバーが、パフォーマンス中に涙のスピーチを行った。
「ラヴ・ユアセルフ」と「コールド・ウォーター」をアコースティック・バージョンで歌ったジャスティンは、涙で言葉を詰まらせながら、こう語った。
悪には善で立ち向かおう。悪には愛で立ち向かおう。悪に悪で立ち向かってはいけない。
僕は希望を捨てない。僕は愛を捨てない。僕は神を捨てない。見捨てないって人は手をあげてくれ!
この場を借りて、犠牲者を追悼したい。僕らは君たちのことを心から愛している。犠牲者の家族のみなさん、あなたたちのことを心から愛している。両手をあげて彼らへの敬意を示そう。一緒に言おう。『あなたを称えます、あなたを愛します』。今日僕をこのイベントに参加させてくれてありがとう。アイラブユー。
他にも、ジャスティンが「みんなで『ラブ(愛)』と唱えてくれ!」とシャウトし、5万人が一緒に「ラブ!ラブ!ラブ!ラブ!」と唱えるなど、一体感の強いステージとなった。