Photo:ニュースコム、シンクストック/ゲッティイメージズ、©Dove Cameron
日本でもいじめ問題がさかんに取り沙汰されている今、ディズニースターのダヴ・キャメロンが10代の頃に経験した壮絶ないじめについて語った。

人気ディズニースターの知られざる過去

 実は人気セレブのなかにも、過去にいじめに遭った経験を持つ人たちが多くいる。今年10月に日本で放送されるディズニー・チャンネルのTV映画『ディセンダント2』に出演する、女優のダヴ・キャメロンもその1人。

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「10代って、難しい年頃よね。孤独で、『誰も自分のことをわかってくれない』って感じるの」

 中学時代に複数の女子生徒たちからいじめを受けていたというダヴは、学校の用務員が使用する倉庫に閉じ込められたり、自分で作った洋服にチョコレートミルクをかけられたり、散々な目に遭っていたことを、以前、米Yahoo!ニュースのインタヴューで告白。

「高校の時、課外授業に行った先で、何人かの女の子からカミソリを投げつけられて、『それで死ね』って言われたこともあったわ」

 高校に入って、いじめがさらにエスカレートしたことを明かしたダヴ。しかし、これほど壮絶ないじめに遭っても、彼女はいじめの加害者たちに屈したことは1度もなかったという。

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 「いじめの加害者たちがあなたを狙うのは、きっとあなたがほかの人にはないものを持っているからよ。でも決して恐れないで。だってその特別なものがなんだろうと、それをあなたから奪うことは誰にもできないわ。あなたのノートは簡単に盗めても、あなたの内側にある特別な何かは絶対に奪えないから」

世界中に蔓延するイジメ問題

 すべてのいじめ被害者がダヴと同じように、「いじめには絶対負けない」という強い意志を持って立ち向かうことができるわけではない。

 ユニセフによると、世界の13~15歳の3人に1人以上が日常的にいじめの被害に遭っており、アメリカでは毎年16万人もの若者たちが不登校に。さらに近年、悪口や暴力に加えて、ネットいじめによる被害が激増。いじめが原因で自殺をする人も後を絶たず、事態は悪化の一途をたどっている。

画像: 世界中に蔓延するイジメ問題

 こうした問題を受け、今、世界中でいじめ撲滅や自殺防止のための活動が活発化している。より多くの人がいじめ問題と向き合うことで、1日も早くこの社会からいじめがなくなることを願う。

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