俳優のジョニー・デップのトランプ米大統領にまつわる過激発言を受け、ホワイトハウスが反応。ジョニーが謝罪する事態に。

ホワイトハウス報道官が公式声明でジョニーを非難

 先週の来日後、すぐに向かったイギリス最大級の音楽フェス「グランストンベリー・フェスティバル」のステージで、観客を相手に「最後に、俳優が大統領を暗殺したのはいつだったか覚えてる?」とまるでトランプ大統領の暗殺をほのめかすかのような過激なジョークを飛ばした俳優のジョニー・デップ

 このジョニーの発言に米ホワイトハウスの報道官が異例の声明を出した。

画像: ホワイトハウス報道官が公式声明でジョニーを非難

  一夜明けて出された声明には、「トランプ大統領はいかなる形であろうと全ての暴力を糾弾します。ジョニー・デップ氏のような人々が大統領の方針に従わないことを残念に思います」とあり、さらに、「もし彼が民主党議員に対して同様の言動を発した場合は、デップ氏の側近たちは、おそらく彼を厳しく制止すると思いますが、(共和党であるトランプ氏相手の場合も)それと同様の対処をするよう願います」と続けられていた。

  

数時間後にジョニーが謝罪

 ホワイトハウスからの非難を受けてジョニーは、複数のメディアを通じてトランプ大統領への謝罪のコメントを出した。
 「昨夜私が試みたトランプ大統領に関する趣味の悪い冗談について謝罪します。悪意があったわけではなく、ウケを狙っての発言で、誰かを傷つけようとしたものではありません」と謝ったジョニー。

画像: グラストンベリー・フェスティバルでのジョニー。

グラストンベリー・フェスティバルでのジョニー。

 問題の発言をした際には「これは確実にニュースになる」と自虐的なコメントをしていたが、ニュースになるどころか、まさかホワイトハウスから公式声明まで出して糾弾されてしまった。

 フェスの若い観客相手にちょっとしたリップサービスのつもりが、予想以上の大事に。あっさりと謝罪したところをみると、ジョニーはかなり反省しているようだ。

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