定年退職した男性が書いたポルノ本に、なんとも面白い形で注目が集まっている。映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『ロード・オブ・ザ・リングス』の役者も絶賛しているポルノ本とは?

リタイヤ後に官能小説を執筆

 今回話題になっているのは、『ブリンダ・ブリンクト(Belinda Blinked)』という官能小説。

 この官能小説を執筆したのは、定年退職したアイルランド在住の元大工の男性。リタイヤ後の趣味としてなぜかポルノ本を書くことにし、完成したのが『ブリンダ・ブリンクト』だった。

 ただこの『ブリンダ・ブリンクト』は素人が書いただけに、官能小説としては決して名作とは言えない内容。しかしこれを面白がった息子がその名の通り『父がポルノを書いた(My Dad Wrote A Porno)』というポッドキャスト番組で本を朗読しはじめたところ、これが「面白すぎる」と大ヒット。

 息子のジェイミー・モートンは海外ツアーまでこなし、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のデイジー・リドリーや、『ロード・オブ・ザ・リングス』のイライジャ・ウッドなど多くのセレブファンが番組に出演。イライジャに至っては、もしも本が映画化されたら役が欲しいとまで言っている。

画像: デイジー・リドリーやイライジャ・ウッドも『父がポルノを書いた』の大ファン

デイジー・リドリーやイライジャ・ウッドも『父がポルノを書いた』の大ファン

『ブリンダ・ブリンクト』はどんな小説?

 作者の息子ジェイミーが司会を、ジェイミーの友人たちがコメンテーターを務めるポッドキャスト番組『父がポルノを書いた(My Dad Wrote A Porno)』で毎週1章ずつ朗読されている、『ブリンダ・ブリンクト』。

 ブリンダという女性を主人公にしたセックスシーン満載の官能小説なのだけれど、ファンの間では、つっこみ満載な内容が大人気となっている。

・主人公の職業がなぜか鍋や窯のセールス。セクシーさのかけらもないと逆に人気。
・起承転結がめちゃくちゃの箇所が多く、説明なく急に人物が存在する。
・性描写に使われる言葉がまったくセクシーじゃない。
・主人公が仕事の契約を取る時など、ビジネス面の説明は異様に細かい。
・80年代が舞台かと思いきや、2007年に建設されたO2アリーナが登場するなど、設定がぶれる。
・タイトルの「ブリンクト(まばたきをした)」は、息子いわく「ウインクト(ウインクをした)」と間違えたのでは説。

 世界一視聴されているポッドキャスト番組のひとつになった、『父がポルノを書いた(My Dad Wrote A Porno)』。英語のみではあるが、気になる方はこちらから視聴できる。

 ちなみに『ブリンダ・ブリンクト』の成功について、作者であるジェイミーの父は大喜びしているものの、作者の妻であるジェイミーの母は一切喜んでいないという。

(↑)ロッキー・フリンストーンのペンネームで執筆している作者。名前も顔も非公開。

This article is a sponsored article by
''.