現在インスタグラムのフォロワーが49万人以上もいるトラベルブロガーのアメリア・リアナは、世界中を旅して、その美しい景色や国の文化をSNSで発信している。
そんなアメリアがアップしたある写真のおかしい部分に気づいた人が指摘し、それがきっかけで数々の写真の合成が疑われるという事態に。
きっかけになった写真はこちら
その写真とは、アメリアがニューヨーク・マンハッタンにあるロックフェラー・センターからマンハッタンの街並みを眺めるアメリアの後ろ姿を写した写真。けれどこの写真には、写るべきあるものが写っていない。
実は、本来ならばロックフェラー・センターから見えるこの景色の右あたりに、2014年に完成した1 ワールドトレードセンターが見えるはず。けれど、この写真には写っていないとおかしく思い始める人たちが続出。
タージ・マハルでの1枚
ほかには、アメリアがインドにある世界遺産、タージ・マハルを訪れた時の写真。一見普通のタージ・マハルでの綺麗な写真だけれど、明らかに合成を疑わざるをえない決定的な点が。
実は、タージ・マハルは2008年から修復作業に入っており、現在も行われているので、墓場の周りには足場が設置されているはず。去年ロイヤル・ファミリーのウィリアム王子とキャサリン妃が訪れた時も、足場があった。
なので、このアメリアが撮ったタージ・マハルの写真は明らかに不自然。さらにあるユーザーは、「世界的に有名な観光地なのに、周りに1人もいないなんてありえない」との指摘も。ほかにも、影が途中で切れていたり、空を飛んでいる鳥も不自然と、批判殺到。
ニューヨークでのある1枚
アメリアが人気のたい焼きアイスをニューヨークの街並みをバックに撮ったこの写真については、あるニューヨーカーが「ちょっと待って、こんなことあり得るの? このたい焼きアイスのお店からこの場所ってかなり遠いんだけど」と、お店からこの場所まで時間がかかるのにまったくアイスが溶けていないことを不自然に思いコメントしている。
アメリアが合成を否定
この批判を受けアメリアは自身のブログに合成はしていないと否定。「すべての写真は私が選んだ場所、そしてその時に実際に撮られたものです」と話し、さらに「光を加えたり、背景をぼかしたりと写真を加工していることはあります。けれど、つねに本物の世界観を崩さず、私の美的感覚を反映したものです」と弁解した。
この後もアメリアはいつものように旅行の写真をアップし続けているけれど、コメント欄では今でも彼女を批判する人と擁護する人のバトルが繰り広げられている。