バラク・オバマ元アメリカ大統領の妻、ミシェル・オバマ夫人がファーストレディ時代に経験した陰険な悪口や、未だアメリカに残る人種問題について言及した。

初の黒人ファーストレディが受けた「傷」

 2017年1月に8年間に及ぶ大統領としての任期を終えた元米大統領バラク・オバマ氏は、任期終了後はミシェル・オバマ夫人とともに公演活動に勤しんでいる。

画像: 初の黒人ファーストレディが受けた「傷」

 先日、ミシェル夫人は以前から熱心に活動していた女性の教育の問題や、女性の社会進出についての公演に参加。単独ではファーストレディとしての任期後初となる公演となり、女性に向けてメッセージを送った。

 8,500人が集まった公演でミシェル夫人は、ファーストレディ時代に経験した苦労について赤裸々に告白。

「8年間の任期のなかで、この国のために一所懸命に頑張ってきたけれど、いまだに肌の色で私自身の事を見てくれない人がいることを知りました」

 と、黒人として初のファーストレディとなったミシェル夫人を、肌の色だけで差別的な目で見る人がいたことを語った。
 さらに容姿をからかって「サル」と呼ばれていたことにも触れ、他者を傷つけようと悪意を持ったひと言がどんな傷よりも深く痛むと、傷ついた胸の内を明かした。

女性へアドバイス

 ミシェル夫人は自身の経験をふまえて、そうした罵倒に対して「なんてことない」ふりをして我慢することは、そうした人達にOKサインを出していることになるため、してはいけないと女性たちに警告。
 「弱さ」を出すことも時には大切だとアドバイスしたミシェル夫人。

 強い女性といえば、どんな状況でも弱音を吐かずに自立しているというイメージが強いけれど、ミシェル夫人はこうした「強い女性像」に苦しむ女性たちへ弱い自分をさらけ出す勇気を与えた。

画像: 女性へアドバイス

 傷ついた出来事や失敗などの傷を抱えている女性が、若い女性たちをその傷で勇気づけることができると、自身のつらい経験を次の世代へと伝えて、失敗を繰り返さないようにしていくことが大切だと訴えた。

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