ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の女優エミリア・クラークが、ドラマ内でのヌードシーンについて話した。

 壮大なスペクタクルドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でデナーリス・ターガリエン役を演じるエミリア・クラーク。『ゲーム・オブ・スローンズ』は性描写が激しいが、なかでもエミリアは何度も体を張った全身ヌードになるシーンやベッドシーンを演じている。

画像: 『ゲーム・オブ・スローンズ』エミリア・クラーク、ヌードシーンを喜んで演じたと告白

 エミリア演じるデナーリスは3匹のドラゴンの母という設定で、『マザー・オブ・ドラゴン(ドラゴンの母)』と呼ばれアメリカ国民から愛されている彼女が、ドラマ内での数々のヌードシーンについて赤裸々に語った。

「こんなシーンを待ってたの!」

 シーズン4でエミリア演じるデナーリスが、自分に仕えるダーリオに「服を脱げ」と裸になることを命じるシーンがある。そのシーンについて、「素晴らしいわ。実際にこのシーンがあると知ったあとに、ドラマの製作者のもとに行って感謝の気持ちを伝えたの。『こんなシーンを待ってたの!』ってね」と告白。

 しかしその一方で、ヌードシーンについて多くの批判を受けていることを明かし、「ヌードシーンやセックスシーンをやると、いつも批判ばっかりなの。それってアンチフェミニストだと思う。女性がほかの女性を嫌うということが問題だと思う」と真っ向から反論した。

画像: 「こんなシーンを待ってたの!」

 エミリア演じるデナーリスは、自分が筆頭となり大勢の軍を引き連れて戦う強い女性。エミリアはこの役を通じて、女性の不平や苦しみを理解し、フェミニストとして立ち上がる女性の気持ちが分かったと話している。

 役柄だけでなく、個人としても批判に負けない強い女性として意見を放ったエミリア。海外では、女性が少し肌を露出するだけで批判される「ボディシェイミング」の問題が後を絶たず、そんななかこうして大胆にも声を上げたエミリアには、多くのメディアから称賛の声が上がっている。

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