英ロイヤルファミリーが外交する際に、必ず余分に持っていくようにと義務付けられているある服がある。「できれば着たくない」ある服って?

 公務の1つとして外国を訪れることが多い王室メンバー。その際のコーディネートも注目されることを考えて事前に決めた服を持っていくだけでなく、年齢や性にかかわらず全員が必ず持って行くように決められているある服がある。

画像: 英王室が外交の時必ず持っていく「できれば着たくない」ある服って?

 それは、外交中にイギリスで家族や親戚が亡くなった時のために、帰国して飛行機から降りる際に着る喪服。もしそうなったときは、準備してある喪服を帰国中の飛行機の中で着替えることがルールとして決まっている。

このルールが決まったきっかけ

 1952年、エリザベス女王とフィリップ殿下が公務でケニアを訪問していた際、エリザベス女王の父ジョージ6世が他界。しかしエリザベス女王は喪服を持ってきておらず、イギリスに帰国した時、使いの者が喪服を持ってくるまで飛行機の中で待機していたといういきさつがあった。

 これ以降、ロイヤルメンバーは外交の時は必ず喪服を持っていくよう決められている。

 ロイヤルメンバーが毎回持っていかなければいけない服とは、誰もがなるべく着たくない喪服だった。

This article is a sponsored article by
''.