ヴァネッサ・ハジェンズがティーン・チョイス・アワードで史上初となる「SeeHer Award(シーハー賞)」を受賞。この賞が持つ素晴らしい意味とは?ヴァネッサの感動スピーチと共にお届け。

 テレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』で大ブレイクした女優のヴァネッサ・ハジェンズが、13日のティーン・チョイス・アワードで特別賞の「SeeHer Award(シーハー賞)」を受賞した。

 シーハー賞はすべてのメディアにおいて女性が正しく多用的に描かれることに貢献しているセレブに贈られる賞で、ティーン・チョイスでは今年初めて授与された賞。

 今回ヴァネッサは、長年のチャリティ活動やフェミニスト(※男女平等を支持する人)な発言や活動が称えられ、シーハー賞を贈られた。

画像: Reem Acraを着て登場

Reem Acraを着て登場

 この日病気だったにもかかわらず授賞式に参加したヴァネッサは、ステージでこうスピーチを行った。

正直に言います。25歳の頃の私は、すべてを理解しているつもりでいました。でも27歳になった時に気づいたのです。自分が何者なのか、自分がどんな考えを支持しているのか、自分が何が欲しいのか、まったく分かっていないことを。すごく怖いと同時に、自分を小さく感じる経験でした。でも今ではあの経験に感謝しています。だって、自分がどんな女性になりたいのかを深く考えるきっかになったから。マーサ・グレアムの言葉で私が気に入っているものがあるんです。『あなたはユニークなの。そのユニークな部分が十分に表現されていないと、何かが失われているという事よ』。自分の個性的な部分に寄り添うこと、そして"変"な部分を称えることは本当に大事だと思うんです。だから人と違う人間になることを恐れないで。心の底から分かってほしい、あなたは今のままで十分だという事を。そしてそんな自分らしさに寄り添えば寄り添うほど、より輝けるという事を。

 こう語ったヴァネッサは会場中からの拍手喝采で称えられた。

 シーハー賞は全米広告主協会が協賛している賞で、同協会は2020年までにメディアにおいて女性が正しく多様的に描かれることを目標としている。

This article is a sponsored article by
''.