シンガーのブルーノ・マーズが、約1億円の寄付を行ったことをコンサート中に発表した。

水被害の地域に1億円を寄付

 2018年4月には来日公演が控えている24Kマジック・ツアーを行っているシンガーのブルーノ・マーズが、12日のオーバーンヒルズ公演で、ミシガン州フリントの水道汚染問題に苦しむ人々のために約1億円の寄付をおこなったことを発表。

 ブルーノが寄付をしたのはザ・コミュニティ・ファンデーション・オブ・グレーター・フリントという団体。このチャリティ団体は、2014年に高濃度の鉛で汚染されていたフリント川への水源の切り替えによって引き起こされた水道水汚染問題で被害にあった子供たちを支援している。

フリントの水問題って?
ミシガン州フリントにて財政問題が原因で従来の水源だったヒューロン湖からの給水が2014年に中止となり、10万人以上の住民に水質に問題のあるフリント川を水源とする水道水が供給された。この水は変色や異臭が次々と報告され、訴訟問題に発展している。


「こんな世界で生きたい」

 ブルーノはこの事実を、大ヒット曲「ジャスト・ザ・ウェイ・ユーアー」の間奏シーンで明かし、「みんなが今夜たくさんの愛とサポートを見せてくれたから、僕も何かスペシャルなことをしたいんだ。今夜、ミシガン州フリントのブラザーやシスターのために100万ドル(約1.1億円)を寄付する」と発言。

 続けて、「僕たちは毎晩ステージの上でパフォーマンスをする機会が与えられている。ひとつ屋根の下で一緒にお祝いすることができて、ここにはとてもポジティヴなエネルギーが流れているよね。僕たちはこんな世界で生きたいんだ」とメッセージを送った。

画像: 「こんな世界で生きたい」

 ブルーノはこれまでに多くの慈善活動をしており、台風で被害にあったフィリピンでの救援活動支援を目的とするチャリティアルバムや、若い乳がん患者の支援をするチャリティライヴなどにも参加している。

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