1本のセックステープが原因で人生が一変
世界的に有名なホテルチェーン「ヒルトンホテル」の創始者を祖父に持つ令嬢パリス・ヒルトンが、米Marie Claire誌のインタヴューでこれまでの人生について振り返った。
そのなかで、元恋人リック・サロモンとの性行為を撮影したセックステープが流出した騒動について言及。当時の心境などを赤裸々に語った。
今らからさかのぼること13年前の2004年、問題のセックステープはリックの手によって『ワン・ナイト・イン・パリス』というタイトルで発売され、彼は10億円以上のお金を手にしたと言われている。
皮肉にも、この一件がパリスの名を世界的に有名にすることになったが、世間でウワサされる「セックステープの販売で利益を得た」という疑惑について、同インタヴューできっぱりと否定をした。
「すごく傷ついたわ。故ダイアナ元英王妃のように、エレガントで素晴らし女性にずっと憧れていたの。でも、あのことがそれを私から奪ったの。私だってダイアナ妃みたくなれたはずよ。でもあのセックステープのせいで、つねに色眼鏡で見られることになってしまった。私と(当時の)恋人のプライベートなひと時を見て、みんな言いたい放題よ」
続けてパリスは、問題のセックステープを流出させた元恋人について「出会わなければよかった」と口にすると、人生で唯一の「後悔」があるとすれば「彼と出会ったこと」であると明かした。
「(セックステープ流出後は)何ヵ月ものあいだ家から出ることができなかったわ。本当に落ち込んでいたし、何よりとても恥ずかしかった。世間の目に触れたくないと思ったわ」
ビデオが撮影された当時まだ18歳だったというパリス。若気の至りとはいえ、恋人と自分だけのプライベートなもののはずだったビデオが、多くの人たちの目にさらされてしまったことに本当に苦しんだという。
ちなみに、このインタヴューでは幼少期から家族ぐるみで交流があるドナルド・トランプ米大統領の人柄についても触れており、「彼のことを幼い頃から知っているけど、とても人が良く、礼儀正しくて、すてきな人よ」と褒めたたえた。ただし、大統領選ではトランプ氏どころか誰にも投票しなかったそう。