『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』などの名作に出演し、今現在も愛されている女優オードリー・ヘップバーン。その愛くるしい美貌と上品な雰囲気で多くの女性の憧れの存在でもあるオードリーの息子ルカ・ドッティが、オードリーの特別レシピとインタビューを掲載した本『AUDREY at Home Memories of My Mother’s Kitchen(訳:家でのオードリー、母のキッチンでの思い出』を出版。
そこで、生前にオードリーが大好きだった食べ物や毎日欠かさず食べていたものなどを語った。
毎日欠かさず食べていたものって?
ルカは、オードリーが毎日ダークチョコレートを食べていたと明かし、「一口だけや、時々もっと食べていたよ。家の中にチョコレートを入れている特別な引き出しがあって、僕たちは触れてはいけなかったんだ。彼女以外の人がそのチョコレートを食べると怒っていたよ」と話した。
カカオ成分の多いダークチョコレートは美容や健康にとても良く、毎日少し食べることでさまざまな効果が得られる。オードリーにとってもダークチョコレートは毎日の欠かせない健康食品だったよう。
「ないと生きていけない」ほど好きだったもの
オードリーといえば、スリムな体型。そのため、当時メディアは彼女の摂食障害や栄養失調をはやしたてていたけれど、ルカはそれを否定。「みんな彼女は細いから摂食障害を抱えていたと言っていたけれどそれは真実じゃないよ。彼女はパスタが大好きだったんだ。できることなら毎日でも食べられるほどね。お気に入りはトマトソースのスパゲッティだったな。それだけあれば生きていけるぐらい大好きだったんだよ」と、オードリーのパスタ愛を語った。
さらに、月に1回シンプルなデトックスを行っており、1日ヨーグルトとりんごだけで過ごしていたそう。食べ物の素材にもとても気をつかっていて、ルカは「ローカルマーケットへよく連れて行ってくれたよ。彼女はいつも季節の食べ物を買っていた。地元のお店の人はみんな彼女のこと知っていたよ」というエピソードからは、地元の人との交流も大切にするオードリーの様子がうかがえる。
1993年に63歳でこの世を去ったオードリーは、いつまでも変わらない美を保っていた。このオードリーの食生活は、きっと彼女の美の秘訣の1つだったに違いない。