アメリカの高校に通うある女子学生が教師から「ノーブラ」を注意されたことに対して、SNSで怒りをぶつけた。

「ノーブラはダメ」は偏見?

 米カリフォルニア州の高校に通う女子高生レミー・アルトゥナが自身のツイッターに投稿した、服装に関するある訴えが話題になっている。

 ある日、胸元と背中が大きく開いたローカットのレオタードを着て校内を歩いていたところ、1人の女性教師から注意を受けたというレミー。

画像: 「ノーブラはダメ」は偏見?

 「彼女は私のトップスの胸元が空きすぎていると注意したあと、私にブラジャーをしているかを聞いてきたの。それで『していませんが、何か問題でもありますか』と言ったら、『あなたのことを見た人が、あなたに対して悪い印象を受けるのを避けたいの』と言われたわ」

 米メディアのYahoo!Styleにこう話したレミーは、「私の下着に関して口をはさむ権利はないはずよ」と反論した。

 ちなみに、比較的自由な服装が許されているアメリカの高校だが、一応、どの学校にも服装などの規定を定めた校則が存在する。今回の件で言うと、レミーの高校では彼女が着ていたレオタードのような「ローカットの服」は校則で禁止されているが、「ノーブラ」に関しては一切言及されていない。

 このレミーの言い分に対しする世間の反応は真っ二つに割れており、「学校にふさわしい服装があると思う」といった彼女の訴えを否定する声から、「ブラをつけなければいけないという法律でもあるの?」と、レミーの意見に賛同する声も多く上がっている。

 また、レミーの友人とみられる男子学生は、「俺はノーパンで学校へ行っても何も言われなかったけどね」というコメントとともに、ハッシュタグで「男の特権(Male Privilege)」とつけて、男性が下着をつけていなくてもさほど問題視されないのに、女性だと問題になることを皮肉った。

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