史上最年少の若さでフランス第25代大統領に就任したエマニュエル・マクロン大統領。甘いマスクでも知られる彼がメイクにかける費用は月額約113万円!  

就任から3カ月で340万円をメイク代に費やす

 1848年に40歳で仏大統領に就任した皇帝ナポレオン3世の甥、ルイ・ナポレオンの記録を169年ぶりに更新し、今年5月に39歳の若さで大統領就任を果たしたマクロン大統領。

 そんな彼が、就任から3か月ほどが経った現在までに約2万6000ユーロ(約340万円)近くの経費を自身のメイクに使っていたことが仏メディア、ル・ポワントの報道により判明。

 マクロン政権は、経済立て直しと銘打って、つい1か月ほど前に低所得者や学生の暮らしをサポートしていた住宅補助金の支給額を毎月一律5ユーロの引き下げにしたばかりということもあり、この報道にはフランス国民から怒りの声が上がっている。

なぜ1日3万円以上もかかるのか?

 では、一体どうして1日に換算すると約3万2千円にものぼるメイク代が必要なのだろうか? 

 それは、自身のルックスに大きなプライドを持っていることで知られており、マクロン大統領が、専属のメイクアップアーティストをいつも従えているから。

画像: なぜ1日3万円以上もかかるのか?

 大統領選の合間にもメイク担当がマスカラを塗り直すなど、化粧直しをする姿が見かけられていたマクロン大統領は、就任後もメイク担当のスタッフへの給与やコスメ代に1日3万円以上もの支出をしていた。

 一国の大統領や首相が常に清潔で好感度の高い身だしなみをキープするために専属のメイクアップアーティストやヘアスタイリストを雇っているというのは、もちろんマクロン大統領だけに限ったことではない。

 彼の前任のフランソワ・オランド元大統領も専属ヘアメイク担当に月約78万~130万円ほどの給与を支払っていた。

画像: マクロン大統領とオランド元大統領。

マクロン大統領とオランド元大統領。

 今回の報道に対し、マクロン大統領の報道官は現在、該当の経費に対し削減案を検討中と発表。「現在かかっている経費を大幅に見直し、前大統領の就任期間中にかかった費用よりも減額する準備を進めています」とコメントしている。

 現在、フランス国内やヨーロッパ諸国のメディアは「プチプラコスメで男前に見える方法」、「メイク代を月100万円節約する方法」など、マクロン大統領に向けた皮肉たっぷりの特集を組んでマクロン大統領の無駄遣いをつついている。

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