「天敵」カニエだけに向けたものだけではなかった⁉
先ほど公開されたテイラー・スウィフトの新曲「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ（Look What You Made Me Do）」（以下「LWYMMD」）のMV。
同楽曲は、「天敵」カニエ・ウェストとのバトルの発端となった2009年VMAの受賞スピーチで着た衣装とトロフィーを持ったテイラーが登場し、カニエとのバトルが色濃く反映されていた。
しかし今回のMVにはカニエのほかにも、テイラーがトラブルになった4人の人物との騒動を連想させるシーンが登場する。
その4人とは、テイラーの元カレだったカルヴィン・ハリスとトム・ヒドルストン、テイラーの「天敵」カニエの妻であるキム・カーダシアン、そして長年のライバル、ケイティ・ペリー。
カルヴィンの影
テイラーとカルヴィンは約1年3ヵ月間の交際していた元恋人同士。しかし2人が破局した後に、テイラーがカルヴィンの楽曲「ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー」を共作したことを暴露し、泥沼騒動に発展した。
そんな同曲を共作した時にテイラーが使ったペンネーム「ニルス・ショーバーグ（Nils Sjöberg）」の文字が、新作MVの墓石に刻まれている。
トムの影
カルヴィンとの破局から早1ヵ月で、テイラーとロマンスの噂が浮上したのが俳優のトム・ヒドルストン。
キス写真を激写されるもお互い交際宣言をしなかったが、テイラー主催のパーティで、トムが「I❤T.S.」というテイラーのイニシャルにハートがプリントされているタンクトップを着用していることで交際説が濃厚となった。
ただ、そんなロマンスも約3ヵ月で「関係が公になりすぎてしまった」という理由から破局。
新作MVでは、トムが着ていたタンクトップと同じ「I❤T.S.」という文字がプリントされたトップスを着たダンサーが映し出されている。
キムの影
キムとテイラーの関係が悪化したのは、キムの夫カニエの楽曲「フェイマス」でカニエがテイラーを「ビッチ」と呼んでテイラーが激怒した一連の騒動から。この騒動を受けて、キムがテイラーを「被害者づらしている」と批判した。直接的な関わりはないもの、すっかり険悪な関係になってしまったキムとテイラー。
新作MVでは、ジュエリーが入った浴槽に浸かっているテイラーが、大きなダイヤモンドが輝く指輪などのジュエリーを持ち、手で銃の形を作るシーンが映し出される。
このシーンが、昨年10月にキムが被害に遭った強盗事件を連想させると、一部でウワサに。
というのも事件当時、強盗団に銃を突き付けられたキムは口をふさがれた状態で、バスルームにある浴槽の中に放り込まれ、大きなダイヤモンドが付いた指輪などのジュエリーを盗まれたから。
ケイティの存在
長年にわたり不仲説があり、犬猿の仲にあるケイティとテイラー。過去にもテイラーの楽曲「バッド・ブラッド」が、ケイティを批判した楽曲だという噂されていた。
今回の新作MVでは、車がクラッシュするシーンのテイラーがケイティにそっくりだという話題になっている。
真相は明らかになっていないものの、皮肉たっぷりとなったテイラーの新曲。彼女は新曲であえて過去の騒動を振り返り、新しいスタートを切ろうとしているのかもしれない。
Taylor Swift - Look What You Made Me Do
www.youtube.com※こちらの記事は一部記述を修正しました。
