大ヒットドラマ『ゴシップガール』で一躍ブレイクを果たした女優のブレイク・ライヴリーが、同作への出演を断っていたことが明らかに。一体どうして?

プロデューサーからのオファーを断る

 今年で放送開始から10周年を迎える人気ドラマ『ゴシップガール』。同作で主人公のセリーナ・ヴァンダーウッドセンを演じ、世界中の女性の憧れの的となった女優のブレイク・ライヴリーが、じつは一旦は出演を断っていたことが、最近の米ヴァニティフェア誌とのインタビューで判明。

画像: プロデューサーからのオファーを断る

 同作のプロデューサーを務めたジョシュ・シュワルツは、「セリーナ役には、ファッションウィークで最前列の席に堂々と座っていても違和感のない女性であることが条件でした」と話したうえで、数人の女優とのオーディション後、セリーナのイメージにピッタリだったブレイクの起用をほとんど即決で決めたと告白。

 しかし、彼が同作への出演を正式にブレイクにオファーしたところ、「ありがたいお話ですが、お断りします」となんとも意外な回答が…。

  

ブレイクが出演を断った理由とは?

 自らオーディションを受けたのにも関わらず、ブレイクが『ゴシップガール』への出演を断ったのにはある理由が。それは、ブレイクが当時、大学への進学を希望していたから。

 出演を決める前、脚本に目を通したブレイクは急に同作に携わるのが怖いと感じたという。

画像: ブレイクが出演を断った理由とは?

 ブレイクはその時のことを振り返り、「脚本を読んで、『この役をやる人は、一度番組が放送を開始してしまったら、二度とそれまでと同じような生活はできない』って言ったのを覚えてる。この作品は、きっと社会現象になるって直感したわ。とてもワクワクしたけれど、同時にすごく怖いとも感じたの」と話している。

  

有名になるのが怖かった

 もともとシャイな性格だというブレイクは、同作に主演することによって、世間の注目を集め、それまでと同じ穏やかな生活や思い描いていた学生生活を送れなくなることに大きな不安を感じてしまったそう。

 セリーナ役にはブレイク以外は考えられないと、彼女をキャスティングすることに必死になった制作陣は、「週に1日だけコロンビア大学に通えるようにしてあげるから」となんとかブレイクを口説き落とすことに成功。

画像: 有名になるのが怖かった

 結局、番組はブレイクの予想通りテレビ史に残る大成功を収め、進学どころではなくなってしまったが、ブレイクは「ちゃんと学校に行かせてくれるって、誓約書を書いてもらえばよかった」とお茶目に笑っている。

 もしも、あの時、ブレイクがドラマへの出演ではなく進学を選んでいたら…? 『ゴシップガール』はここまで世界中で愛される作品にはなっていなかったかもしれない。

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