今年最高の作品との呼び名も高い、イギリスの田舎町が舞台となったLGBT映画『ゴッズ・オウン・カントリー(原題)』に、絶賛の声が相次いている。
突然現れた移民男性に惹かれていくジョニー
イギリスで9月に公開されたばかりの映画『ゴッズ・オウン・カントリー(原題)』は、イギリス北部が舞台のラヴストーリー。
町から遠く離れた家族で営む牧場で働いているジョニー・サックスバイは、暴飲や一夜限りの関係をくり返す毎日にいら立ちを覚えていた。そんな彼の前に突然現れた、無口のルーマニア人の移民男性。ジョニーの牧場を手伝う事になった彼に、特別な感情を抱き始めることで、これまでのジョニーの人生が一変していく。
高評価レビューの連続
この作品が公開されるやいなや「今年一番の作品」「魅惑の一作」と多くの海外メディアや批評家が絶賛。
映画評価サイト「ロッテン・トマト」では、フレッシュ度98%と高い評価を得ている。
静寂なシーンの中で高まっていく2人の感情、同性愛者ということに気が付いたジョニーの揺れ動く心が見どころの映画『ゴッズ・オウン・カントリー』。
LGBT+を題材とした作品としてはもちろん、ラヴストーリーとしても高い評価を得ている同作は、今年最高のイギリス映画との呼び名が高い。
日本での公開は今のところ明らかになっていない。