アメリカで加速する人種差別問題について、人気シンガーのジャスティン・ビーバーが自らの口でその想いを語った。

ジャスティンの想いとは?

 先日、シンガーのジャスティン・ビーバーが自身のSNSに通じて「人種差別」に対するメッセージを投稿した。

 警察官によって黒人が射殺される事件が相次ぐアメリカでは、ドナルド・トランプ大統領就任以降、黒人や白人以外の有色人種への風当たりがますます強くなっている。また、そういった差別行為への抗議デモも激化しており、つい最近も黒人男性を射殺して殺人罪に問われていた白人警官が無罪になったことへの抗議デモが、4日間に渡ってセントルイスで行われた。

 そんななか、ジャスティンが自身のSNSに「ブラック・ライヴス・マター(黒人の命にも価値がある)」というスローガンが書かれた画像とともに、以下のメッセージを投稿した。

画像: ©instagram/Jusin Bieber

©instagram/Jusin Bieber

 「アフリカ系アメリカ人として生きるということがどういうことなのか、白人のカナダ人である僕が理解することはできないだろう。けれど人種差別の問題に光を照らすためなら、僕は喜んで立ち上がり、声を上げる。人種差別は現実に起こっていることで、僕がこれまでの人生で見てきた中で今最も差別が世の中に溢れている。僕たちはみんな神の子であり、みんな平等だ」

 自らの言葉でこう語ったジャスティン。

 世界中に大勢のファンがいるジャスティンの発言には絶大な影響力がある。それだけに今回ジャスティンが投稿したメッセージに、多くのファンから「あなたの行動に感謝する」「私のヒーロー」といった称賛の声が殺到した。

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