映画『ゼロ・グラヴィティ』の俳優ジョージ・クルーニーが、現在アメリカ国内で起こっているさまざまな不和を憂いて自作の詩を発表した。フロントロウが全文訳。

アメリカの平和を祈りポエムを執筆

 俳優業のかたわら政治的活動に熱心で、国連の平和大使も務めている[ジョージ・クルーニー]は、昨年行われた大統領選中から反トランプ派を表明。今回、彼が発表したポエムにはトランプ政権下で揺れるアメリカに対する祈りの数々が込められている。

 ジョージが米メディア、Daily Beastに寄稿したポエムの全文訳を紹介。

I pray for my country.
I pray that we can find more that unites us than divides us.
I pray that our nation’s leaders want to do the same.
I pray that young children like Tamir Rice can feel safe in their own neighborhood.
I pray for all of our children.
I pray for our police and our first responders.
I pray for our men and women of the armed services.
I pray that dissent will always be protected in this great country.
I pray for a more perfect union.
And when I pray, I kneel.

我が国のために祈る
私たちを引き裂くものよりも団結させてくれるものを見出せるよう祈る
この国のリーダーも同様にしてくれるよう祈る
タミール・ライス(※)のような幼い子供が自分の近所で安全に感じられるよう祈る
すべての子どもたちのために祈る
警察と緊急救援隊員のために祈る
国軍に所属する男性たちと女性たちのために祈る
この偉大なる国で異議を唱える権利が守られることを祈る
より完全な団結のために祈る
そして祈りを捧げるとき、私はひざまずくのだ
※2014年にオハイオ州クリーブランドでエアガンを持った無実の12歳の黒人少年が白人警官に射殺された事件の被害者。

  

アスリートたちによるトランプ大統領への抗議デモに言及

 この詩の最後の「そして祈りを捧げるとき、私はひざまずくのだ」という部分は、今週になり物議を醸している、アメリカン・フットボール・リーグNFLの選手たちが行っている国家斉唱の際に直立するのではなく、ひざまずいて国家を聴くという平和的デモンストレーションにかけたもの。

画像: 9月25日に行われた試合で、国家斉唱中にひざまずくダラス・カウボーイズの選手たち。

9月25日に行われた試合で、国家斉唱中にひざまずくダラス・カウボーイズの選手たち。

 選手たちのこの行動は、トランプ大統領の人種問題への取り組みに反対の意を示すために始まったもの。

 これに対し不満を感じたトランプ大統領が、政治集会での演説や自身の公式ツイッターを通じて選手たちやNFLオーナーを猛烈批判。国家に対する侮辱だとして、NFLファンたちに試合をボイコットするよう呼びかけている。

 選手たちの抗議活動はNFL全体だけでなく野球界にまで飛び火。現在ではMLB(米メジャーリーグ)の選手たちまでもが、国家斉唱中にひざまづくという行動を見せるようになっている。

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