イギリスの注目若手バンドが来日
平均年齢22歳の4人組ポップロックバンド「ザ・ヴァンプス」が、7月に発売した『ナイト&デイ』を引っ提げて来日。本作はイギリス本国で1位を獲得し、約1年半ぶりに待望の再来日を果たした。
これまでに2度来日をしている彼らだが、4人全員で演奏するのは今回が初めて。初来日時はギターのジェイムズ・マグウェイが腕のけがのために公演を欠席し、2度目の来日ではベースのコナー・ボールが脚のけがのために来日できなかった。まさに3度目の正直。
謎の日本語ツイート
東京での初日公演の前日に渋谷を訪れていたジェイムズが、何の前触れもなく日本語で「猫の手も借りたい」とツイート。
このツイートは瞬く間にファンの間で話題となり、世界中のファンが翻訳機能を利用して意味を理解しよう試みたが、「なんで猫の手を借りるの?」と疑問が。
ジェイムズは日本人ファンの男性の助けを借りてツイートしたそう。来日中の彼は「猫の手も借りたい」ほど多忙だったのだろうか。
一方、ほかのメンバーも明治神宮や忍者レストランを訪れ、それぞれのカタチで日本滞在を満喫している。
彼らの成長が分かるサードアルバム
7月14日にリリースされた彼らのサードアルバム『ナイト&デイ』は全13曲を収録。
音楽ストリーミングサービスを提供するSpotifyで2億8000万回以上再生された「オール・ナイト with マトマ」を始め、恋するもどかしさを歌った「ミドル・オブ・ザ・ナイト」といったヒット曲も。
ポップな曲だけでなく、少し切ない曲まで幅を広げてきた彼らは、次世代を担っていくバンドにこれからさらに成長していくのでは。