アメリカの入国管理局が16歳の少女に対して行った身体検査の内容に批判が殺到している。

未成年に対して無許可で身体検査

 不法入国者や麻薬の密売人、テロ組織の入国を阻止するために、国境での警備や検査がより一層強化されているアメリカ。その取り締まりを行う入国管理局に猛批判が集まっている。

画像: 未成年に対して無許可で身体検査

 先月、アメリアに暮らすある3姉妹が、親戚のもとをたずねるためにアメリカとの国境に位置するメキシコのティフアナへ。しかし、メキシコからアメリカに戻る際に問題の出来事は起こった。

 アメリカへの入国審査の際、管理局の職員は長女と次女をのぞく16歳の三女にだけ洋服を脱いで身体検査を受けることを要求。密輸品を隠していないかを確認するため、女性職員によって体のすみずみまで調べられたという。その際、局部を触られたほか、肛門に手を入れて行う直腸検査までされたことが少女の証言によってわかっている。

 この事実を知った父のスコット・ケイトリンは激怒し、入国管理居に手紙を送り厳重に抗議。

 「入国管理局の職員が未成年である私の娘に対して行った身体検査は性的暴行であり、精神的に多大なる苦痛を与えたことに強く抗議します」

画像: ケイトリン一家。

ケイトリン一家。

 手紙のなかで入国管理局の行為を「性的暴行だ」と訴えた父スコットによると、身体検査を行うにあたり保護者からの承諾は得ておらず、現場にはソーシャルワーカーや医療関係者も立ち会っていなかったそう。

 また、検査を受けた当時少女は生理中だったうえ、生理用のナプキンの中に密輸品を隠しているのではないかと職員から非難されたことも明らかに。

 これを受けて入国管理局側は「調査を行う予定」としているが、この少女が心に受けた傷は相当なもの。スコットは娘の状態について「いつもハッピーだったのに今は不安定だ。彼らは娘から光を奪った」と米People誌に明かしている。

This article is a sponsored article by
''.