米大手ファストフードチェーン店のバーガーキングが公開した、「いじめ」をテーマにしたCMが話題を呼んでいる。その驚きの結末とは?

約3分の動画が伝える大切なメッセージ

 日本にも進出している、米大手ファストフードチェーン店のバーガーキングが「いじめ」をテーマにした動画を公開。「ファストフード」と「いじめ」という、一見何のつながりもない2つの事柄が最後に結びつく瞬間に、「感動する」との声が殺到している。

 約3分におよぶこの動画の冒頭は、バーガーキングの店内で1人の少年が同世代の少年数人からいじめを受けるシーンから始まる。しかし、ほかの客はそのことに気付いているのに、見て見ぬふりをして、誰1人として少年のことを助けようとはしない。

 すると映像が切り替わり、今度は厨房でのシーンに。そこに映し出されていたのは、ある店員が客に注文されたバーガーを拳でつぶしてから紙につつむ姿だった。その後、そのつぶれたバーガーが客のもとに運ばれたのだが、案の定、このバーガーを受け取った客はすぐに店員に抗議。

 数人の客に同様のことを行ったが、つぶされたバーガーを渡された人全員がクレームをつけに行った。

 ここである文章が映し出される。

 「95%の客がつぶれたバーガーへの不満をぶつけたのに、いじめられている少年のために立ち上がった客はたった12%だった」

 なんといじめられている少年の話と、つぶれたバーガーを受け取った客の話は思わぬところでつながっていたのだ。

 つぶれたバーガーのことでは声を上げるのに、いじめられている少年を見ても声を上げないのはなぜ?

 バーガーキングが「いじめ撲滅」のために制作したこの動画を見た多くの人が、この結末に込められたメッセージに感動。動画の最後には、上記の12%の客たちが少年に救いの手を差し伸べる姿も収められており、周りが声を上げることの大切さをしっかりと訴えている。

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