豪華な装飾や驚きの広さで知られるケンジントン宮殿に暮らす、英ロイヤル・ファミリーのメンバーたちは、セレブ中のセレブ。そんな彼らは普段どんなものを食べているのか、食卓はどんな雰囲気なのかは、やっぱり気になるところ。
そこで、エリザベス女王、ダイアナ妃、フィリップ王子など長年ロイヤル・メンバーの食事を担当してきた元シェフのダレン・マクグラディが、王室の知られざる食生活を明かした。
ディナーはドレスを着て豪華ディナー
ダレンいわく、「アフタヌーンティーの時間は暖かい服装で暖炉の側に集まるんだけど、ディナーになるとまた全員着替えるんだ。ドレッシーなボールガウンを着て席に着くんだけど、まるでドラマ『ダウンタウン・アビー』みたいだよ」と話した。
『ダウンタウン・アビー』とは、イギリスの貴族の生活を描いたドラマで、ドラマ内では豪華な食卓や衣装が出てくる。
さらに、「美しくて精巧な陶器などが並べられ、豪華な食事を終えたあとは、バグパイプの演奏が始まります」と明かし、映画の中でしか見たことのないような豪華な日常を実際に送っているよう。
エリザベス女王には専用メニューブックが
なんと、エリザベス女王には専用メニューブックが用意されており、その中から毎日エリザベス女王が食べたいものを選ぶ仕組みに。そのブックがキッチンに渡り、エリザベス女王の希望通りの食事が用意されるという、これぞロイヤル待遇。
さらに、エリザベス女王はダークチョコレートが大好きで、毎回食卓にはダークチョコレートは必須だそう。
子育ての方法や愛用品にお手頃アイテムを使っていたりと、庶民的な一面を見せてくれるロイヤル・ファミリーだけれど、さすがロイヤルと思わせてくれる食生活を送っていた。