イギリス在住の21歳、クロエ・ホークは、1歳になるノア君を女手一つで育てるシングルマザー。そんなクロエは、出会い系アプリの「プレンティ・オブ・フィッシュ」でクリスという男性に出会い、ここ数日メールで会話していた。
ジョークを言い合ったりして少しずつ距離を縮めていった2人。ある時クリスがクロエに「君のことを聞かせて」と言うと、クロエはクリスに自分がシングルマザーであることを伝えた。
するとクリスは急に態度を変え、「子供のケツ拭いてんの? 誰かのケツ拭いてるようなヤツと付き合うなんて勘弁してくれよ」と言い放った。
この発言を見た瞬間、クロエは即クリスをブロックし、連絡先も削除。
さらに、クロエのプロフィールにはクロエがシングルマザーであることはきちんと書いてあるため、きちんとプロフィールを読んでおけば、クリスにとってはサプライズでもなんでもなかったはず。
クロエが世のシングルマザーに伝えたいこと
クロエは、このようなコメントで自信をなくすような女性ではないようで、「母としての私を尊重してくれないような人は、ただの時間の無駄」とコメントし、「私はまだ若いし、このアプリでパートナーを見つけている友達もいるから、試すだけの価値はあると思ったの」と話した。
クロエは、「世の中には幼稚な人はたくさんいるの。だけど、その人たちはスルーしていくしかない」と現実を受け止めて、非難は気にしないことがベストだと語った。
さらに「シングルマザーだとしても、あなたはあなた。いつか誰かがあなたを愛してくれるし、尊敬してくれる。ただ時間がかかるだけなの。とくに母親でいるって本当に大変だから、ほかの人より時間がかかるかも。だけど、素敵な人に出会えたら、すべての価値はあるはず」と、世の中のシングルマザーたちにエールを送った。