シンガーのレディー・ガガが自身の公演中に観客席で流血しているファンを発見。神対応ぶりが絶賛されている。

公演をストップして負傷女性を気遣う

 今年9月に全身の骨格筋に激しい痛みやこわばりが生じるリウマチ性疾患「線維筋痛症」を患っていることを公表し、その後、闘病のため世界ツアー『ジョアン・ワールドツアー』のヨーロッパでの公演の延期を余儀なくされていたレディー・ガガ。

 11月3日行われたカナダ・モントリオールでの公演を皮切りに無事ツアーを再開した彼女が、先週末(11月11日)に行われた米コネチカット州でのステージで、思わず取り乱す一幕が。

 パフォーマンス中に、ステージにほど近い観客席で顔から血を流している女性を発見したガガは、一時演奏をストップ。

画像: 公演をストップして負傷女性を気遣う

 ステージ上から女性に向かって「大丈夫? まだ会場に残りたい? 助けが必要かしら? 救急医療隊を呼びましょうか? 」と心配そうに問いかけると、女性の名前を尋ね、「メレディス、顔に何かがぶつかって血を流すことになるなんて…本当にごめんなさい。私たちが何とかするから、大丈夫よ。いいわね?」とやさしく声を掛け続けた。

 その様子がコチラ。

 救急隊が女性の元に駆けつけるまでの数分間公演をストップしたガガは、その後、ヒット曲「パパラッチ」をこの女性に捧げてパフォーマンス。さらに、公演後には彼女が自分のもとを訪れることができるようバックステージへの入場パスも与えたという。

 「忘れてはいけないのは、この世にはショービジネスよりももっと大切なことがあるっていうことよ」とステージ上で語ったガガのさすがの神対応ぶりに観客たちもあたたかい歓声で応えていた。

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