どんな体型も美しく、自分の体に自信を持つべきという「ボディ・ポジティブ」の流れが今年から更に本格化するなか、オーストラリアで活動する写真家ジル・カーズウィルは、「Positively Glittered(ポジティブに輝く)」というプロジェクトで、2016年にある撮影をスタートした。そのプロジェクトとは、裸をグリッターでボディペイントした10人の女性たちを撮影するというもの。
このプロジェクトについてジルは、「女性は小さい頃から、自分には何かが足りない、何かを直さなければいけないと教えられてきました。そして、多くの企業がその羞恥心をお金が解決できると言っています。この撮影の目的は、ボディ・ポジティブ、自分自身を受け止め、不安や欠点を解放すること」と話した。
写真を見れば分かる通り、この撮影に参加している女性たちの体型はさまざま。体型にも多様性があり、どんな体も美しいのだと写真を通して伝えている。
参加した女性たちも、始めは裸になることを恥ずかしがっていたけれど、だんだんと開放的になり最後には誰もためらうことなく撮影を楽しんでいたという。
ジルは、「撮影を終えたあとのモデルたちのフィードバックは、どれも信じられないぐらいポジティブです。みんなが今まで持っていた恥や不安から解放されたと話してくれました」と話した。ジルは今後も、多くの女性たちにポジティブなメッセージを届けるため、活動を続けていく。
今年の撮影は12月に行われるとのこと。