当時16歳の少女が買春した男性を殺害して終身刑になった事件を巡り、複数のセレブがこの女性の解放を訴えている。

 2004年、当時16歳で人身売買の被害にあったシントイア・ブラウンは、彼女を買春した男性を「身の危険を感じた」という理由で銃を使って殺害。通常なら未成年として裁かれるはずが、様々な事情を考慮したうえで第一級殺人罪に問われ、終身刑を言い渡された。

 以降、13年間に渡って刑務所での生活を送っているシントイアだが、最近になって何人かのセレブがこの件について反応。

画像: リアーナ(左)とキム・カーダシアン(右)。

リアーナ(左)とキム・カーダシアン(右)。

 人気シンガーのリアーナは、以下の文章が書かれた画像を自身のインスタグラムに投稿。「レイプ加害者は野放しなのに、被害者が刑務所に入れられるシステムは間違っている」とコメントし、シントイアの解放を訴えた。

画像: ©instagram/Rihanna

©instagram/Rihanna

 「16歳で性奴隷として人身売買された人の気持ちを想像してみて。長期に渡ってドラッグで薬漬けにされ、何人もの男たちにレイプされたあげく、43歳の小児愛性者に性奴隷として買われ、勇気を振り絞って抵抗した結果彼を殺した。逮捕されたあとは成人として裁判にかけられ、終身刑を言い渡されたの。これがシントイア・ブラウンの物語よ。彼女は69歳になるまで仮出所を請求する権利を得ることができない」

 その数時間後、リアーナが投稿したのと同じ文章が書かれた画像をリアリティスターのキム・カーダシアンが自身のツイッターに投稿。この件を知ってすぐに自身の弁護士に何ができるかを相談したことを明かした。

 判決が言い渡されたのはずいぶんの前のことだが、セレブの働きかけもあって、この事件がアメリカで再び注目を浴びている。

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