SNS上で多く目にする「フォト充」な人たち。しかし、SNS上での充実した生活にひそむ闇が深刻な問題になってきている。

 SNSがライフスタイルの一部となった現代では、豪華な生活や多くの友達と楽しそうに過ごす写真をアップし、みんなから憧れられる存在になっている人たちがいる。

 イギリス出身のゼイネップ・パティーもそのうちの一人だった。しかし彼女は先日、電車に飛び込み18歳という若さで自ら命を絶ってしまった。

画像1: ©zeynep pattie

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 このショッキングな出来事についてゼイネップの家族は、「ゼイネップはオンライン上では、旅行が大好きで多くの友達に囲まれており、美しくて賢い18歳の女性でしたが、今思えば彼女はSNSに隠れた鬱病と戦っていました」とコメント。

 SNSにアップするために完璧な自分を作り上げ、現実の自分ではないもう1人の人物像を演じてきたことが、鬱病の引き金になってしまったという。

画像2: ©zeynep pattie

©zeynep pattie

人気インフルエンサーたちが抱える問題

 このSNSに潜む闇については、世界で最も稼ぐカリスマ・ビューティブロガーとして知られたミシェル・ファンも告白している。

 彼女は人気絶頂のなか突如SNSの世界から姿を消し、「死亡説」まで飛び出したことがあった。 その1年後、ミシェルはSNSに復帰し、姿を消した理由について、ゼイネップと同じく現実の自分とSNS上の架空の自分とのギャップで心を病んでしまい、すべてを捨てる覚悟で旅に出たと明かした。

 ここ最近は、SNSにアップする完璧な姿が周囲の人に与える影響や本人に及ぼす影響について、警鐘を鳴らす人が増えている。

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