本年度アカデミー賞最有力の話題作
本年度アカデミー賞最有力作と言われる映画『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』が、2018年3月より日本公開される。
大手オスカー予想サイトAwards Dailyなどで賞レース大本命として大きな期待がかかる本作は、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年に、報道の自由をめぐってジャーナリストたちが政府相手に戦った実話をもとにしたストーリー。
政府がトップシークレットとしてその存在すらひた隠しにしていた、国防総省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録した通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープ。
30年も隠され続けてきた“ベトナム戦争の真実”が記されたその文書の手がかりを追うためジャーナリストが団結。立場を超えた熱い信念や絆、それぞれの思惑や葛藤が描かれ、何層にも重なるほど厚く、緊張とスピード感溢れるドラマが展開。
そんな作品でメガホンを撮るのはスティーヴン・スピルバーグ監督。そして主演にはオスカー俳優が初タッグを組む、アメリカ初の女性新聞発行人となるワシントン・ポストのキャサリン・グラハム役のメリル・ストリープと、同紙の編集主幹ベン・ブラッドリー役のトム・ハンクス。
「今」こそ伝えるべき作品
スピルバーグ監督は「今、撮るべき作品」として、トランプ大統領就任45日後に本作の製作を発表し、先に予定していた作品を前倒して撮影を敢行。
政府によって情報規制がかけられ、何が真実で何が正しいのかがわからなくなってきている、現代だからこそ伝えるべき作品と、この危機的状況に警鐘を鳴らす作品に仕上げた。
脚本はリズ・ハンナ、そして『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞最優秀脚本賞を手にしたジョシュ・シンガーが手がけ、音楽はジョン・ウィリアムズが担当するという世界最高の布陣。
そんな映画『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』は、2018年3月より日本公開される。
『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』予告編
www.youtube.com映画『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』
監督：スティーヴン・スピルバーグ
出演：メリル・ストリープ、トム・ハンクス他
日本公開日：2018年3月
配給：東宝東和
©Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.
