美しさと知性を競うミスUSAを決めるコンテストで、ダウン症の女性が快挙を成し遂げた。

 先日、来年のミス・ユニバースUSAの本大会に出場するため、ミス・ミネソタ代表を決める大会が行われた。
 この日参加した51名のコンテストの中で、全米初の偉業を達成した女性がいる。それはベセル大学に通うダウン症の女性、22歳のミケイラ・ホルムグレン。

画像1: ©Mikayla Holmgren

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 ミケイラは、「ミス・ミネソタ」にはなれなかったものの、全米初となる「スピリッツ・オブ・ミスUSA」と「ディレクター・アワード」の2冠を受賞するという快挙を達成した。

 事務局長であるデニス・ウォレス・ハイントカンプは、ミケイラの受賞について「ミケイラは話すたびに人々を勇気づけて笑顔にする。ミケイラの素直で周りの人を優先できる魂は、ミスUSAのお手本です」と会場で語った。

 この全米初ともなる快挙に当のミケイラは、「私は本当に驚いて涙が出たわ。私は障がい者の大会からこのような世界クラスの大きな大会に来たの。これってほんとクレイジーだわ」と米Buzz Feedにコメント。

画像2: ©Mikayla Holmgren

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 過去にもミネソタの代表を選ぶミスコンでは、現在ヒジャブを被ったモデルとして活躍するハリマ・アデンが出場し、ミス・ミネソタの称号を勝ち取った経緯がある。

 
 多様性のあるミスコン、これこそが美しさを競うミスコンのあるべき姿ではないだろうか。

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