「8歳で体の毛が生えなくなった」
アメリカ在住の21歳の女子大生マッケンジーは、8歳の頃に全身性脱毛症と診断されてから、ありのままの姿をさらけ出せずにいた。
髪の毛はもちろん、全身の毛が抜けてしまう原因不明の病を発症してから、彼女は10年以上の間ウィッグを被って生活していた。
彼女にとって、髪の毛は美しさや自分のイメージを表現するもので、髪の毛が生えてこないことは、病である以上に自分に自信をなくしてしまうことでもあった。
実際に、マッケンジーはそれが原因でいじめられ、自分が美しいと感じる希望すら失ってしまっていた。
しかし恋人のブライアンと出会ったことで、本当に愛してくれる人は毛がないことなんて気にしていないということを気付かせてくれたのだそう。
ブライアンのおかげで自信を取り戻したマッケンジーは、そんな彼と婚約。そして彼女は、婚約写真で決意の行動に出た。
撮影時は、髪の毛がないことを隠すように今までずっと被っていたウィッグを外して行い、ありのままの姿をさらけ出した。
マッケンジーは最愛のブライアンと出会ったことで、ブライアンを愛すことだけでなく、自分自身を愛すこともできるようになったという。
彼女のフェイスブックには、こうした過去の葛藤が赤裸々に語られ、それを乗り越えて手にした、偽りのない愛に溢れた婚約写真が公開されている。