先週にシーズン8の前半の放送が終了した大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』。ゾンビがはびこる世界での人々のサバイバルを描いた同作は、ゾンビVS人間、または人間VS人間の様子を描いてきた。
そのなかでも、もっとも話題になるのは登場人物の死。今までも長い間見守ってきた登場人物が死ぬシーンを目の当たりにしてきたファンに、新たに悲しい死が待ち受けていることが明らかになり、実際に出演者の1人が死を認めた。
※ここからはネタバレ注意!!!!※
その登場人物とは、主人公リックの息子であるカール。
放送されたばかりのシーズン8の第8話内で、カールがウォーカーにお腹を噛まれたことが発覚。さらに、もう自分の命が短いと分かったカールが、父リックに「お父さんへ」と手紙を書くというシーンも登場する。そしてエピソードの最後に父リックに傷痕を見せ、その時点でカールが死ぬことが示唆された。
そんなカールは、第8話で悪役であるニーガンが自分たちを襲いに来た時も、死ぬ覚悟でニーガンたちの前に立ちはだかり、時間稼ぎをして仲間を逃がすという犠牲も払った。
ファンの反応は…?
この放送が終わった途端、ツイッターの世界トレンドに『ウォーキング・デッド』のハッシュタグが入り、カールの死を嘆くファンのツイートがあふれた。しかしその中には、『シーズン8の後半で、薬が見つかってカールは助かるんだ』『カールが死ぬわけない』と生還を信じるファンや、「リックどうなっちゃうの…」と最愛の息子を失くす父リックを心配するファンも。
しかしそのファンの願いもむなしく、カールを演じるチャンドラー・リッグスがカールの死を認めた。
「そうだよ、カールは死ぬよ。あそこから助かる方法はもうないんだ。彼のストーリーは、もうすぐ終わってしまうよ」とHollywood Reporterに話した。さらに、後半となる9話でリックやほか登場人物との別れが描かれると話した。
チャンドラーは、6話を撮影している時にカールが死ぬことを聞かされ、かなりビックリしたという。
シリーズのスタートから出演しているチャンドラーはシーズン1当時10歳。カールも最初はまだまだ幼く、父の後ろ姿を見てだんだんとたくましく育ってきた。守るべき妹も生まれ、一人前になった矢先、このような運命が待ち受けていた。
シーズン8の9話放送は、来年2月にFOXでの放送を予定している。