実体験をもとにした恋愛ソングが理由で嫌われることが多いと語るシンガーのテイラー・スウィフトが、男性歌手と女性歌手の間に生じる「差別」について異論を唱えた。

「性差別」を引き合いに反論

 恋愛ソングの女王として知られ、若い女性を中心に絶大な人気を誇るシンガーのテイラー・スウィフト。自身の恋愛経験をもとにして書かれた曲の歌詞が、多くの女性たちの共感を得ている。

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 その一方で、実際の色恋沙汰をもとにしていることが理由で批判を浴びることもしばしば。新しい曲をリリースするたびに、「この曲は誰についての曲?」と詮索されることも多く、良い意味でも悪い意味でも毎回注目を浴びている。

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 しかし、テイラー自身はそういった風潮に疑問を抱いているようで、以前、世間からのネガティブな意見に対して豪ラジオ局2Day FMのインタヴューでこう反論していた。

 「自分のことをよく知っているつもりだけど、それ以上に世間が私のことをどう思っているのかもよく知っていると思ってるわ。私が書いた曲を理解してくれる人もいれば、『テイラーは元彼のことばかり曲にしている』と言って批判したり、それを理由に嫌う人もいる。でもそういうのって性差別的な見方よね。だって誰もエド・シーランやブルーノ・マーズのことは批判しないでしょう?彼らも元恋人や現在の恋人のこと、自身の恋愛について書いた曲を出してるけど、誰もそのことにケチをつけたりしないわ」

画像: ちなみに、エドとテイラーは親友同士。

ちなみに、エドとテイラーは親友同士。

 たしかに彼女の言う通り、エドやブルーノが元恋人や女性についての歌を書いて批判されているのはあまり聞いたことがない。一部の人たちからのネガティブな意見を知っているとしたうえで、自身の恋愛経験をもとに曲を書くことを批判するのは「性差別」と言い切ったテイラー。

 基本的にネガティブな意見に対しては「笑い飛ばす」と語ったテイラーだが、自身がこだわりを持って行っている曲作りについては黙っていられなかったよう。

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