Netflixオリジナル映画『ブライト』のPRで来日中のウィル・スミス、ジョエル・エガートン、ノオミ・ラパス、デヴィッド・エアー監督、プロデューサーのエリック・ニューマンとブライアン・アンケレスが、日本について語り、作品に隠れたメッセージについても語った。

日本にゆかりのある出演者たち

 世界各地で行われたNetflixオリジナル映画『ブライト』の、最後のPRにウィル・スミスほか、メインキャストと製作陣が来日。

 約1年ぶり、なんと14度目の来日となったウィルは、ジャパンプレミアの際に「素晴らしい国は最後に残していたんだ」とコメントし、親日ぶりを披露。

画像1: 日本にゆかりのある出演者たち

 また、劇中でウィル演じるウォードとタッグを組む怪物オークのジャコピーを演じたジョエル・エガートンも、今回が初来日ながら日本に住む親戚がいることを明かし、「ずっと来てみたかった国なんだ」と、日本への親しみを語った。

 そして最強の敵となるエルフを演じたノオミ・ラパスも今回が初来日。通訳が話す日本語を聞いて思わず、「日本語の響きって本当に美しいのね!」と感心していた。

 さらに、『スーサイド・スクワッド』でメガホンを取り、同作でも監督を務め、こちらもウィルと再タッグを組んだデヴィッド・エアー監督は、なんと米軍時代に日本に駐在していた経験があるなど、日本にゆかりのあるキャストや製作陣が、日本に大集結。

画像2: 日本にゆかりのある出演者たち

映画『ブライト』が訴えるいじめ問題

 映画『ブライト』は、人間と魔界の生き物が共存する世界で、ウィル演じる警察官のウォードと、怪物ジャコピーの相棒同士が、衝突しながらも絆を深めて正体不明の敵と闘う、ファンタジーアクション大作。

 ファンタジー、SF、アクションと多様なジャンルが混合した同作を、メッセージ性のあるものに仕上げたというデヴィッド監督は、この作品を通して「いじめ問題」について訴えかけた。

画像1: 映画『ブライト』が訴えるいじめ問題

 ウィルは、この作品は現代で問題視されるほかの人間関係についても描かれていることを語った。

「この作品の世界では、エルの人種がトップに君臨する上流階級で、怪物オークはみんなから見下されてしまう人種。僕が演じる人間は、その中間にいるんだ。
“僕が演じる黒人の警察がオークを見下す”ということで、現実世界にある人種差別、偏見、階級制度について考える部分があると思う。こうした様々な人種同士の闘いで、人との接し方について問いただすような内容にもなっているんだ」

 莫大な製作費を費やしながらも、アクション作の枠にはまらないで、社会にある問題も取り上げるなどの自由な観点を盛り込まれているこの映画。

画像2: 映画『ブライト』が訴えるいじめ問題

 そんなNetflixオリジナル映画『ブライト』は、12月21日より全世界同時配信される。

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