セクハラ問題に揺れるハリウッドで、当事者であるセレブたちは今一体何を思い、どんなことを願っている?

深刻なセクハラ被害の蔓延が明らかに

 2017年の下半期、大物プロデューサーや大御所俳優ほか様々な人物によるセクハラ被害が次々と暴かれたハリウッド。年をまたいだ現在もセクハラ撲滅に向けた動きは弱まっておらず、現地時間1月7日に開催されるドラマ&映画界の祭典ゴールデン・グローブ賞授賞式では、式に出席する女優たちがセクハラ被害の実情を訴えるため、全員で黒のドレスを着ることがウワサされている。

 そんなセクハラ問題に揺れるハリウッドで、当事者であるセレブたちが語った彼らの言葉をまとめてみた。


オスカー女優
アンジェリーナ・ジョリー

画像1: 深刻なセクハラ被害の蔓延が明らかに

 「すべての女性に独立する権利と安全の保障があるだけでなく、人生を思う存分堪能し、自分の言いたいことを言う権利があります。(様々な方法があるけど)たとえばアートであったり政治家活動を通してね」


オスカー女優
ジェニファー・ローレンス

画像2: 深刻なセクハラ被害の蔓延が明らかに

 「声を上げ、どんなことがあっても立ち上がり、静寂を打ち破りましょう。それから『Women in Entertainment mentorshipj』から約1億円の奨学金を得た若い女性たちとともに、女性が重要視され、リーダーとして声を上げ、様々な事柄の変化に取り組むこの業界で成長していきたい。そうすることで、問題解決に向けて前へ進むことができると信じています」


映画『ハンガーゲーム』女優
アマンドラ・ステンバーグ

画像3: 深刻なセクハラ被害の蔓延が明らかに

 「男から見た理想の女性像に近づくために、わざとか弱く見せる必要はないわ。自分の強さを大切にして、声を上げて。誰かに何か言われて黙るようではダメよ」


ドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』
ジェニファー・モリソン

画像4: 深刻なセクハラ被害の蔓延が明らかに

 「もし若い頃の自分に何か伝えたいことがあるとすれば、男女の間には大きな溝があるということね。セクハラ問題が明るみに出て1番腹が立ったことは、被害者がそれをまるで当たり前のことと思い、麻痺するほど被害が蔓延していたということ。その責任の一端は自分にもあると思う。こういった悪習がいたるところで日々起こっていたのに、いつの間にか(それが悪習だと)忘れてしまっていた。今回の騒動で、(これまで日常的に目にしてきたセクハラ行為が)いかに不適切で、それに対して声を上げることがどれだけ大切かということを知ったわ」


シンガー
ジャスティン・ティンバーレイク

画像5: 深刻なセクハラ被害の蔓延が明らかに

 「(自分と同じように)もし君が強い女性に育てられ、強い女性と結婚をしたなら、この女性たちがいなければ自分は無意味な存在であると実感したことがあるだろう。そういう女性たちに巡り会えたことは僕たちの特権だ」

This article is a sponsored article by
''.