2017年の「世界で最も稼ぐモデル」の1位に輝いたケンダル・ジェンナー。いつも完璧に見える彼女の弱点を突くような意地悪コメントに対し、ケンダルが返した言葉とは?

ドレスよりも肌に視線が…

 ほかの女性参加者たちと同じく、セクハラや性差別に抗議する目的で黒いドレスを身に纏って第75回ゴールデン・グローブ賞に現れたモデルのケンダル・ジェンナー。

 これまで同アワードのアフターパーティには何度か参加したことはあったものの、アワードそのものに出席するのは今回が初めてとあり、いつもよりもさらに気合いの入った様子でレッド・カーペットに押し寄せたフォトグラファーたちのカメラに向かってポーズを決めていた彼女だったが、アワードから一夜明け、この夜撮影された写真の数々がネット上に出回ると、思いもよらない仕打ちを受けることに…。

画像1: ドレスよりも肌に視線が…

 イタリア発ブランド、ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)のハイロードレス(※)にクリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)のTストラップシューズを合わせた美しい姿が話題となったケンダル。

画像: 「ハイロードレス(High-low Dress)」は、スカートの前後で裾の長さが異なるデザインのドレス。スラリと伸びた美脚も話題に。

「ハイロードレス(High-low Dress)」は、スカートの前後で裾の長さが異なるデザインのドレス。スラリと伸びた美脚も話題に。

 しかし、一部では、この日の彼女の肌のコンディションに対して意地の悪いコメントをする人々が。

 遠くからでは分からないが、彼女の顔にズームインした写真を見てみると、ニキビで荒れてしまった肌をメイクで必死にカバーしている努力が見て取れる。

画像2: ドレスよりも肌に視線が…

 ケンダルのニキビを嘲笑する心無い数々のコメントに対し、ある女性ファンが、「でも、ケンダルがニキビに苦しみながらも公の場に登場して、堂々とゴージャスな姿を見せているのって、すべての女の子たちが理解すべきことなんじゃないの? 」と擁護ツイート。

 すると、このツイートに答える形で、ケンダル本人が、まるで自分と、そして、自分と同じように肌荒れに悩む女性たちに向かって言い聞かせるかのように、こんなコメントをした。

「あの最悪なヤツ(ニキビ)なんかに決して邪魔させないで! 」

  

ニキビに悩んだ過去も

  2015年には、自身の公式サイトで肌荒れに悩んだ過去ついて「ニキビのせいで自尊心をめちゃくちゃにされたわ。当時は人と会話するときに視線を合わせられないくらいだった。なんだか社会から見放されたようにさえ感じたの。喋るときはいつも手で顔を覆い隠していたわ」と振り返っていたケンダル。

 肌の悩みに押しつぶされそうになっていた時期もあった彼女だけに、今回の一件はかなり精神的にこたえたはず…。

 それにもかかわらず、女性たちに向けてポジティブなメッセージを発信したケンダルには、「イエス! 自信を持つことが大事」、「ニキビがあったって、あなたはパーフェクトだよ」と励ましと称賛の言葉が寄せられている。

This article is a sponsored article by
''.